HuluキッズでBBCの動物ドキュメンタリーを子供と見てたんだけど。
Hidden Kingdoms ってやつ。
小さな動物の暮らしをハイスピードカメラで美しく描いていて話もドラマティックで2話目までは面白く見た。世界各地のネズミとかリスの話で、こんな映像どうやって撮るんだろうと驚かされた。撮れた映像を元に話を組み立てたり、都合のいい映像が撮れるまで追いかけたりしてそうとは思ったけど、ドキュメンタリーだと思って見ていた。
3話目の舞台は東京、取り上げるのはカブトムシで面白そうだと期待したんだけども。
まず繁華街の地下っぽいところで酒飲みながらカブトムシ相撲をさせて盛り上がっている柄の悪い人達が出てくる。雰囲気的に日本人っぽくもなく漂う東南アジア感。
日本にカブトムシ相撲って文化はあると思うけど酒飲みながらカブトムシ戦わせてしかもお金掛ける人達っているんだろうか。なんか5000円札が写ってた。
そんで「ソルジャー(カブトムシ)は疲弊する」みたいなナレーションとともに負けて床に落ちるカブトムシの映像。なんか負けたら用済み的な扱いされてんですけど、カブトムシ相撲するような人達はもっとカブトムシを大事に可愛がっていると思う。
そもそもこんな人達存在しないと思うけど、もし存在していたとして、お金掛けてたらカメラ入れないだろ。
そこからカブトムシが命からがら逃げ出して街中からなんとか寺の林に辿り着きメスと出会ってめでたしめでたしって話なんだけども。
途中東京タワーをバックに飛ぶカブトムシの映像とか出てくるんだけど夜空を飛ぶカブトムシがあんなに鮮明に見えるわけないし絶対合成。
渋谷駅前の交差点っぽいところを歩くカブトムシの映像も出てくるんだけどあんなとこカブトムシ歩いてたら絶対誰か気付くやろ。大体どうやって撮ったんだよ。