2018-09-18

ネットに上げるのに妥当文章写真の量について

ときどき、SNSにやたらと長文をアップしたり、写真を何十枚とアップしたりする輩がいる。

旅の記録とかだとみんなに読んでほしい、見てほしいという気持ちは分かる。が、ネット世界は大量の写真と長文に向いていないと思う。決して写真文章も悪くないときでも、文章が長すぎるとか写真が多すぎる投稿は何度もスクロールして全部見るのが正直苦痛だ。それがリアルの知り合いなら、きちんと全部見て感想コメントしてあげるのが望ましいのかも知れないけど、それは少々難しい。

自分無駄に長文を書いてしまいがちだけど、スマホで読む人も多いことを思えば、さくっと読める文章とせいぜい一回スクロールすれば全部見られる量の写真良心的だと思う。

紙の本に載せるのにふさわしい写真文章の量とweb上のそれは別ものだと思う。昔は数枚の写真ポエムみたいな短文だけのブログとかを見て「気取ってんじゃね~よ!」と思ったけど、最近はそのぐらいの量が正義だと思うようになった。

私の好きなプロカメラマンは、ブログでもSNSでも写真1枚と簡潔な文章というスタイルを貫いており、「もっと写真を見たい」「もっと詳しい話を聞きたい」と思わせる達人だ。立場上、商品として売る写真無料公開するわけにいかないので、写真の数を控えているんだろうけど、その腕前も相まって、「もっともっと」と読者に思わせるところが商売上手だと思う。

「聞いて聞いて~」と長々自分語りをされるのが迷惑なのと一緒で、向こうが聞きたくなるように、導入部分を上手く作って、読者にコメント質問をさせるのが上手いやり方なんだろうなと思う。

昔はなるべく説明は詳細に、文章は細かいところまで書くのが親切だと思って生きていたけど、簡潔に相手が知りたいところだけ語るのがwebのお作法らしい。うっかりすると無駄に長い文章を書いてしまうけど、なるべく気をつけていきたいと思う。

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