■はてなブックマークを改善するたった一つの冴えた方法

「人気のコメント」を決める基準にはてなスターを採用しないこと。

これだけだ。

はてなスターは、何の意味もないから気軽に付けられて、

殺伐としたブックマークコメントをほんわかさせるはずのものだった。

しかし、「人気のコメント」を決める、という実際的な意味を持たされたことで、

すっかり「気軽に付けられないもの」に変わってしまったのだ。

「全てのコメント」で見れば罵倒コメントがまばらにあるだけでも、

たかだか10人か20人がそれにスターを付けただけで、

まるでブックマーカーすべてを代表する意見に見えてしまう。

さらには、自演や互助で特定傾向のコメントを押し上げている、

といった見方もされるようになった。

また、「スター乞食」と呼ばれるようなユーザーが出てきて、

明らかに価値などないような記事で大喜利をして、

ホッテントリに押し上げることが増加している。

ソーシャルブックマークとしても危機的な状況にあるのだ。

「人気のコメント」欄と「はてなスター」はもはや争いの火種にしかなっていない。

いまここではっきりと機能を分離し、

はてなスターを純粋に「何の意味もないシステム」に戻さなければ、

はてなブックマークはそれこそ廃止に追い込まれてしまうだろう。

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