みんなすっごいストレスフリーで、何も悩まず生きてるんだってこと。ポジティブな意味で。
実家は社会不適合者の集団で、深夜帯にしか人はいないしルーチンが忌み嫌われていた。対応は場当たりでなければいけなかったし前例は理由にならなかった。もちろん社会はもっと厳しいと言われ続けたけど実家より精神に来ることはなかった。
学生やってるだけで無理なんだからそれ以上にキツい環境で何かやれと言われても動機がないわけで、就職できなかった。しばらくニートをやって知り合いに引っ張り上げられ、非正規になった。
中学くらいからリョナで抜き始めた。影響されたとか救いになったとかいうことは全くなくて、ただ暴力を主な界面として人と関わるというのが自分にとってあまりに自然だったから、そうなった。不思議なものでストレス供給源がなくなったらその傾向が保てなくなった。
仕事を苦に死ぬ人はいくらでもいるし鬱の学生なんか珍しくもないけど、人格を火にくべて命を永らえるのはごく当たり前だと思ってたから、死を愛し共に歩み世の儚さを胸に吸い込んで過ごすことが普通じゃないらしいと思ったことが、ドロップアウトして一番驚いたことだった。
良かったな。 自分は、鬱状態は誰もが経験する当たり前のものと思ってたら、無縁というか当たり前じゃなかったことに驚愕したよ