私はリアタイで見ていたので見なかったけれど、旦那が何やら思うところがあったようで色々考えはじめている。
時々意見を求められるので答えはするけど、勿体ないことしてるなと思うし、どこらへんでストップをかけてあげるべきかと思う。
考えずに済むのは幸運なことなのに、わざわざ幸運体質を手放す必要などあるだろうか。
これを成長と捉えるべきなのか、成長なら10代20代で済ませといて下さいよとも思うのだけど、もしかしたら人間は死ぬまで成長するのかも知れないとも思う。
旦那は何やら考え込みながら、そしてゲシュタルト崩壊したかのように、あー!わからんっ!などと言いながら考えるのをやめる。
考えるというのはもはや体質なのだと思う。
元からか生い立ちからかは判らないけれど、何でも深く掘り下げて考える習慣のある人は考えることに耐性がある。
なので考えてもそう病むことはない。
なぜなら既に軽く病んでいるからだ。
考える人と考えない人との間には一線があって、考えない人は考える人の持つ闇を理解出来ることがないので、時々無邪気に踏み越えてこられて傷つけられるのも事実。それでも考えずに済む人は幸運だ。
無理に手放す必要はないし、知らずに済む闇を覗き込む必要もないと思う。覗き込んだところで経験を伴わない闇を理解出来たりはしないし、下手に病まないで欲しい。
旦那と旦那に似ている私の友人は明らかに考えずに済む人で、私は彼らのその明るさが好きだ。
子供にはぜひ、私に似たりしないで旦那や友人のように育って欲しいと思う。
多少人の痛みがわからずとも無神経でも、考えず明るく生きるほうが幸せになれる。
とは言え、友人の方は数年前にパワハラで少し病んだ。
それもあって、旦那も友人と同じくあまり考え過ぎると耐性もないのに病むんじゃないかと心配でならない。
他のどんなドラマを見た時でも何も考えたりしなかったのに、なぜ今更逃げ恥で考え込むのかは謎だけど、あれは主人公も相手もベクトルは違えど双方考える人だったから良かったのだ。
羨ましくないと言ったら嘘になるけど、私の相手は津崎さんではないことなどリアタイで見てて思ったし、考えてどろどろするのなど慣れている人に任せていれば良いと思う。