今ほど売り手市場じゃなかった時代、人生なめくさった女ことわたしは就職活動で苦戦しまくった。なんとか入った会社、配属された部署は体育会系でクソブラックで、男性社会で女pgrされて、pgrされる理由もわかったし、なにくそー!って根性もなかった。なにからなにまで自分に合わなくて精神病んで辞める寸前だった。
そんなときに今の上司が今の部署に引き抜いてくれた。バックヤードの仕事でやりがいもあった。性別関係なく努力は評価された。変わり者が多いけど、グループのなかでもホワイトな部署、前時代的な考え方蔓延る弊社の中では異質だったけど、居心地はいいし仕事さえしてりゃ自由だし、馴染めていると思っていた。
今日、新年の式が終わった後の懇親会で隣の部署の部長から「お前浮いてるよね、●●部の雰囲気と違う」と言われてしまった。
その部長は、異動する前のわたしも異動したあとのわたしも見ている人だ。
酒席の言葉なんか真に受けてはいけないと思う。でも、精神病んだわたしを見ていた人からは、異動してよかったねとか、今の方がいきいきしているよと言われることの方が多かったからなんとなくショックだった。
浮いてるんかな。
仕事ぶりが評価されたからか、ちょうど違う部署へのオファーも来ているらしい。本社での勤務は光栄だけど断ろうかと思っていたけど、受けた方がいいのかな。泣いちゃいそう。メンタルくそごみ。