2017-12-04

とある作品にハマって二次創作するようになった。絵師さんのアカウントフォローし、常に見ている。それが楽しかった。可能なら仲良くなりたいとも思った。今まで見ていた他人の下らない日常不要になった。常に二次創作絵師さんの事を考えていたように思う。

そして遂に、リアルの友人との関係を切った。見れば愚痴ばかり、テンションアップダウンが激しく弄りも酷かったのだ。

しかし先日、その人物がある理由病院通いになる事となった。既にフォローは外していたが、友人のいいねでそれが流れて来た。

ここで私は思い出した。その人がかつて結婚式に来てくれた事、家に泊めた事。その人物の症状は、どこかここ最近自分の症状にも重なった。途端に自分の事のように不安に駆られた。軽い気持ちメッセージを送った。何か力になれれば良いと。

端的なメッセージが返ってきた。そこには昔のようなその人はいなかった。茫漠たる距離を感じた。私から手放したのだ。遠い存在に憧れるあまり、私はいつのまにか周囲に必要とされない存在と化していた。重いおもりのように感じてしまっていたのは確かだ。弱っている時にだけ近付くなんて、と自己嫌悪したい気持ちもある。愚かだなあと少し自嘲した。

私は最近自分が思っているほど熱意と行動力に満ちてはいないと実感することがある。強いモチベーションを感じても「それほどでもない」レベルだったりするのだ。

きっとその人物にとっての私も「それほどでもない」関係で、私が一人だけ勘違いしていたのだ。

ゆるくつながるのがSNSだとしたら、そこに現れる人間関係もまたゆるく、脆いものだ。今でははっきり実感している

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