途中で切らなくて本当によかった。正直序盤はやや退屈で切ろうと思うところがあったが、最後はとにかくやばかったので絶対最後まで見たほうがいい。
序盤の平和な感じやキャラクターの柔らかい感じや能天気さは、むしろ最後の壮絶さを強調するための「ため」だと思って見ていればいい。
ちょうどまどマギの「マミった」現象と同じようなもので、あの柔らかい絵から想像できない「死」が突然リアルに描かれたときの衝撃と似ている。
ただし、そこに至るまでに強い引き要素があまりないので途中で切りたくなるかもしれない。
特に、なぜ主人公たちは命をかけてまで危険な冒険をするのかの動機の説明が不十分で、視聴者は気持ちが追いついていかない。
一応、主人公たちの親や生まれに関する真実を知るために冒険するという説明はあるが、なにしろ情報があまりにもない。親との思い出の回想シーン1つたりとも描かれることはなかった。
根幹の動機が不十分のまま、とにかく冒険ワクワクするよねとか探掘家って憧れる~みたいな雰囲気で進もうとするので、ますます気持ちが離れていく。ワンピースで海賊王の定義もないまま、海賊王に俺はなると言い出してとりあえず冒険に出るくらい漠然としている。
たしかに、描かれている世界はかなり独特かつ緻密なので、それだけで魅せられる人もいると思うが、そういう独創的な世界観だけをひたすら見続けさせられるアニメなんだろうかと心配になる。
原作では描かれるけれど、アビスがある島の常識では価値観の中心にアビスの探掘があるので島の外から来た人がちょっと引いてたりした。 オースで生まれ育った人にとってはアビスへ...
だからそういう設定はどうでもいい 設定で面白がれるのは設定厨だけ
アビスはフクイチのメタファー笑 フクイチの中が見たい、とふと(全く意味も無く)思った小学生二人が、放射能の影響でどんどん死に近づきながらも引き返さずにメルトダウン地点...
たしかにメイドインアビスはそこからが本番とでも言うように冒険の熾烈さが増していってショッキングなシーンも増えるわけだけどさ、 序盤の平和な感じやキャラクターの柔らかい...
そんなとこを褒めるのなら全てのアニメが傑作になるな
一番避けなければならないのは、途中で切られて最終話の感動に辿りつけないことと、ロリアニメに過ぎなかったので途中で切ったという評判が出回ること。 途中の話も面白かったけど...