ひどい飼い方をしてしまう恐れがあるなら飼うべきでない、という考え方だ
じゃあ貧乏人は子供産むなと言うのか、みたいなことも言えなくはないが、ペットと人間の子供を同列に語るのも違うだろう
でもその一方で、そもそも人はどうしてペットを飼うんだろう? という観点からは疑問も感じる
寂しいから、無味乾燥な日常で鬱になるから、生き甲斐が欲しいから…
もちろんそれ以外の理由だって多いだろうが、そういう切実な理由だってあると思うのだ
そして、そういう点で言えばむしろ社会から孤立しているような人にこそ、ペットは必要なんじゃないだろうか
結果的にその人が孤独死してペットが飢えたり殺処分されるとしてもだ
だってそもそも論を言えば、ペットを飼うこと自体が人間のエゴだろう
ならば人間の幸せを一番に考え、ペットの幸せはそれに反しない範囲で最大限考慮する、という形が人間社会のルールではないのか
とはいえ自分は正直、人間よりは犬や猫の方が好きなので、犬や猫の幸せを一番に考えてほしいという気持ちもなくはない
でもそれは犬猫好きの傲慢であり我儘だという風にも、明に暗に教えられても来た
一番嫌いな人間と一番好きなペットの命を天秤にかけたとき、前者を選ぶのが人間として正しいのだと(実際そうできる自信はないが)
てか、根本的には、飼った事に責任が持てるなら飼えば良いし、持てないなら飼うべきではないって単純な話であって 論じるべき点は、貧乏人や老人は責任を持てるのか持てないのかケ...