木島氏が騒動を起こす前からバリアフリー法は制定されてた。当該企業もバリアフリーを推進している企業である。それは、奄美空港以外で自力で階段昇降できない人を搭乗拒否していないことからも明らか。いろんな意見はあるが、今回の騒動でも社会のバリアフリー化そのものに反対するという人なんてほとんどいない。つまり、木島氏は何にも貢献してないし、何の役にも立っていない。
やったことといえば、目的は手段を正当化するんだと一部テロリスト界隈の人たちに確信を持たせたくらいだ。マイノリティや弱者は、世間に迷惑をかけるくらいして当然だと。行き着く先は全共闘やらなんやらの暴力革命の匂いがしてくる。合理的な配慮を行う為の相互理解に基づく建設的な対話という極めて現代的で重要なプロセスが軽視されそうな風向きだ。
勘違いしているが、障害者の為のバリアフリー推進というのは、マイノリティの意見でもなんでもない。障害者自体はマイノリティだが社会のバリアフリー化に関しては、圧倒的にマジョリティに属する方針に既になっていることが無視されているように思える。もう既に社会は、法的にはもちろん世論もバリアフリーに大きく傾いて動き出してる。相互理解に基づく建設的な対話さえあれば、社会変化に繋げられる状況は既に整ってるはず。