今日電車に乗っていてスマホの音声入力機能を使ってる人に初めて遭遇した。
日中だったからか車内の混み具合は席が半分埋まる程度ではあったけど、
「〇〇駅から〇〇駅(キリッ」
って感じに急に話し出すからビクッとなった。
どんな人かと思ったら普段サラリーマンしてそうな普通の中年男性で、なんとなくモヤモヤした。
iPhoneとかGoogleとか、いかにもリア充な若者たちに軽いノリで音声入力させて広めようとしている努力は認めるが、あんな感じに朗らかに音声入力している場面に出くわしたことがついぞ無いし、自分も人前で使ったことがない。
なぜかと問えば、そもそも自分のようなひとり者はあんなイベンティーな毎日を送ってない。それになんだろう、スマホのアシスタントに人前で尋ねる行為に言い知れない背徳感みたいなものを感じるからだろうか。
あの感じはなんなんだろう、いくらリア充の宣伝を繰り返し見ても、あの男性みたく電車内でキリッとSiriに指示する気持ちになれない。そこには越えられない壁がある気がするし、だからあの男性を尊敬する(でも羨ましくはない)。
というわけで優秀なアシスタントSiriはご主人様の自室内で「俺のこと好き?」とかいうキモい質問の相手をいつまでもさせられるのであった。
なぜ人前で人工知能を使えないのか。これはコミュニケーション論に繋がる以外と深いテーマかもなので、研究室の人たちはぜひ頑張って調べてください。
(完)
慣れだと思うけど、めっちゃ便利だから使ってるよ。 androidの経路検索「ここから○○駅」とか「○時に起こして」みたいな検索や機能のショートカットは使い始めるとタップ操作が面...