2016-03-01

抱っこルール

子育てにあたり、ひとつだけルールを作った

子供の抱っこのおねだりをいかなる時も断らない」

理由は、なんとなく

子供にとってひとつ一貫性あるルール

あった方がいいかしらと思ったのと

子供の為になることを続けられないかと思ったのが

きっかけだった

怒らないしつけとか、手作り料理毎日かいうのは

自分にはハードルが高すぎて無理ゲー過ぎたので

自分がそれを続けても苦にならないものは何かを考えて

抱っこを断らない母になる、ということにした

突然訪れる「だっこ、だっこ」というコール

買い物も洗濯物も、料理掃除中座した

最初用事中途半端になることや、

いちいち時間がかかることに

イライラしたりもしたけれど

全てのプライオリティは抱っこである、という

超法規的措置ゆえの抱っこである、と思い直すことで

家事用事中途半端になってもまあしゃーない、と

妙に前向きになったりした

また、うちの子場合、一度でも抱き上げれば

時間の長さに関わらず満足するタイプだったので

道すがら歩きたくない抱っこが発生すると

あの角を曲がるまで、とか30秒数えるまでとか

条件つきの抱っこにすれば満足してくれる

便利体質で、そこまで手間がかからなかった

何よりもやもやしたりイライラしている時でも

抱き上げるとぷにぷにして暖かいので

抱っこした側の私の気持ちにもなぜか満足感がわいて落ち着く

というナイス効果も発揮した


もうすぐ小学生になる息子

これがもう少し大きくなったらババアと呼ばれ

この先手をつなぐのも嫌がるんじゃないかという

予感もしている

そんな想像をしてセンチ気持ちになった私の方から

息子に抱っこをおねだりすることも増えたが

そういうときは決まって「いいよ」といい顔で応えてくれる

抱っこされるのを断らない息子がいる

今は腕や肩がぶつかるとゴツゴツするし

やたらと重い息子の体だが

この名残惜しい気持ちが解消されるまで

息子には抱っこルールに付き合ってもらおうと思う

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん