院卒で入社以来、ずっとエンジニアをやってきた。今年で40歳になる。
最近、新しい技術は気になるが、手を動かして試すのが面倒くさくてできてない。はてブやTwitterなどで、気になる技術やキーワードは後で読むつもりでマークするが読めてない。結婚して子供ができて、自分の時間が少なくなったのは間違いないけど、それでも活躍しているエンジニアは山ほどいる。好きなゲームをする時間は寝る時間を削ってでも作れるのに。結局は甘えてるだけか、とも思う。
会社でも管理職的なポジションになり、現場の技術よりも設計やプロセス、組織活動などへの成果を求められるようになった。その期待に応えようと、技術書ではなく組織や上流の書籍を買ってみたりするが、なかなか進まないし、興味もないので頭に入ってこない。また、そういう領域は自分ひとりでは解決できない問題ばかりだし、ノウハウもなく手探りで迷走してる気がする。そして、効果もすぐには見えない。
私はどちらかというと、リーダーとか前に出るのが好きなタイプではない。今まで上下左右とも何とか普通に上手くやってきて、普通に昇進、昇格した結果、今のようなポジションにいる。本当は自分に合わないような気もしているが、ただ上手くいっていないことが不安なだけかもしれない。
自分では、ずっとバリバリ技術で活躍していきたいと思っていたが、本当にそうなんだろうか?頭では、今までの経験を活かして組織や上流でより大きな改善や貢献が求められている、と思っている。迷走という試行錯誤を繰り返すことになりそうだ。
もう、とも思うが、まだ40歳。普通に考えるとこの先まだ15年以上ある。こんな様子で、本当にこの先エンジニアとして、上手く生きていけるのだろうか。
40過ぎるとだんだん記憶力が弱くなってくるから、今まで以上に新しい技術を覚えるのがしんどくなる。 若い頃なら、言語やライブラリの仕様を一読しただけで、たいていの関数は覚え...