2016-01-28

昔、LSDにハマっていた

今でこそ、そういう行為から離れて久しいが、一頃は毎日、どころかいつでもLSDをしたかった。

やり始めた頃は、ただ辛い気持ちになったりして向いていないんじゃないかと思ったりしたものだけど、頻繁にやっていれば段々、強く快感を感じることができるようになる。

正確に言うと快感とは爽快感と倦怠感の混合物だった。

仲間とLSDに興じる人もいるとは聞いたが、僕は断然一人で行うのが好きだった。

ただ闇雲に行うと辛い気持ちになる事が多かったので、自分なりに十分にセッティングを整えた上で、結ったりとしたリズム精神同化させた。

フィーリングがいいときは、一時間がほんの数分に感じるほど精神圧縮させた事もあった。

主に、夜に行う事が多かったので、体を闇に溶かすようにイメージするとどこまでも行ける気がした。

最中記憶曖昧になるが、没頭すると『帰ってきた』あとには、ずいぶんと遠くまで行った実感があり、また汗だくになっていた。

そしてシャワーを浴び、充足感と共に眠るのだ。

海外でもやったし、出張先でもなんでも、できるときはいつでもやった。

場所が変わるのもまた、いい方にバイアスが掛かることが多く、充実した。

結婚して、ずいぶん遠ざかっていたのだけど、先日、久しぶりにLSDをやってみた。

全然ダメだった。ただ辛く、苦しかった。

ただ、以前も最初はそんな感じでだんだん慣れてきたので、またはじめるか、と思ったが小さい子供の世話と仕事時間がない。

今は今で幸せだけど、LSD毎日やれた独身時代自由だった。

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