「デブ、ブス、ハゲ、いい歳して独身の人は笑いものにしていい」というテレビの常識はおかしくないですか
http://ninicosachico.hatenablog.com/entry/2016/01/26/115453
俺はこの問題、少なくとも日本においてはだけど、文化共存の問題そのものだと思ってる。
超大雑把に分けるなら、西の笑いと東の笑いの違いが根本にあって、それがメディアによって広く浅く拡散された結果じゃないかと。
社会には許される許されないのボーダーラインが、それは曖昧ではあっても確実にある。
それが笑いに置いては、日本という枠組みの中ですらかみ合ってないんだと思う。
あえて大雑把な分け方で進めるけど、西には西の笑いが社会の中で文化として根付いてきちんと形成されている。
それは東でも同じであって、だけどこれだけ移動手段が増えた今でも物理的距離のせいか、本当の意味で社会は融け合っていない。
そんな中で、ボーダーラインが違う人たちが集まって、情報メディアという物理的距離に縛られないシステムを使って一律配信している(全国区向けの場合)。
加えて視聴者側の声も圧倒的に届きやすくなった今、歪みが表面化してくるのも当たり前の話なんだと思う。
メディア配信側に本当の意味での悪意なんてなくて、いろいろとイケイケゴーゴーで細かい部分をすっ飛ばしてやってきた日本社会が作り出した問題。
社会意識と社会意識がかみ合わないって話だから、解決にはそれより大きな権力側が、どうしても零れ落ちる弱者を掬い取ってやる仕組みを作るしかない。
元記事を読んだ時思ったんだが、「笑い」って言葉を聖域化してる部分は(特にファンを中心に)あるんじゃないかな。 たとえば、「それをそっくり学校で模倣したらいじめになるもの...
「それをそっくり学校で模倣したらいじめになるもの」とかいうガバガバの基準だとまずくない?