30代半ば、技術職から管理職になり採用を担当する立場になった。
担当直後は履歴書の経歴や資格を重視していたが、ものの数ヶ月でそれは補助的な役割でしかなくなった。
何故かと言うと「経歴や資格を考慮すると優秀な人なのだが、面接時に多少人間性に危惧があると思われた」人を採用した際に尽く問題が生じたため。
当初は「とりあえず能力はあるのだから、与えられた仕事をこなしてくれるのが第一優先」と考えていたが大きな間違えだった。
派遣を雇うならともかく正社員を雇うのだから5年後10年後を見越して雇用しなければならないのは当然で、チームワークを円滑にこなしてくれる人間性を重視するのは当然である。
とはいっても書類選考を通るだけの材料は必要なので履歴書・職務経歴書が全く無駄だと言っているわけではない。
また、面接の態度が横柄だったり会社と自分とのマッチングを考えていないような面接をする会社には注意が必要だ。その会社は大抵の場合ギスギスした人間関係になっていると思う。
とにかく中途採用は難しい!無職の人は大変かもしれないが、お互い損になるので面接は取り繕う事なく受け答えしてほしいと思う。