世間の一人暮らしというのは、そのうちに実家が恋しくなり、極端な例では連休があると実家に帰るらしいが、
家にいた頃からして、一番気楽なのは親が外出し、家に誰もいない時間だった。
好きな時に、好きなことを、好きなようにできる。
その終わりを告げる、車のブレーキ音を聞くのが、たまらなく嫌だった。
しかし会話に参加しなきゃしないで怒鳴るので、とにかく話を合わせなければならなかった。
親は野球が好きだったが、テレビで観ている間もやはりよく怒った。ひいきのチームが勝っても負けても怒鳴ってばかりいた。
個人的には野球に興味はなく、むしろ大嫌いだったが、困ったことに雑談によく出てくる。
だから、新聞を読んで、テレビを観て、いかにも興味のあるふりをしなければならなかった。
昔読んだ漫画で、バイト先の喫茶店に相撲好きのヤクザが来るので必死で相撲を勉強したという話があったが、
正直言うと、たまに電話がかかってくるのも面倒だが、こちらは気楽だ。なんといっても顔色を伺わなくていい。
万一怒鳴ってくるようなら、いつでも適当に理由つけて切れる。そう思うと、逆に向こうを思いやる余裕すら生まれた。
野球にはもう触れていないので、話には全くついていけなくなったが、適当に聞き流してごまかした。
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http://anond.hatelabo.jp/20151014032742 ここまでひどいことはなかったけどひとりでいるのが好きだったので弱かったけど 多少はホームシックにはなった。 そのときにやっていたこと。 目をつ...
俺もホームシックにならないし、子どものときにうれしかったのは共働きの親が家にいない時間帯だった 今も年に2回帰るか帰らないかだけど、驚くほど懐かしさを感じないんだよな む...
うちの決まりは テレビゲーム1日30分までだったから 親が車で出かけたのを確認して ゲームを始め、車のエンジン音がしたら慌てて片付けてた。 ことを思い出した。
10年くらい帰ってないし5年くらい連絡とってないや