さっきハリーポッターを読んでたんだけどね。
「ハリーポッターと賢者の石」から「ハリーポッターと死の秘宝」までのタイトルをじっと見ていたんだ。
よく見たら、っていうかよく見なくてもね。
この作品、有名作品のタイトルにしては非常に普通すぎだと思わない?
ハリーポッターは今となっては伝説の作品。だけど、進撃の巨人とか、人間失格とか、そういうタイトルを見ると、
なんだろう? 面白そう 読みたいな って思うよね。だけどハリポタは、そういうタイトルのつけかたしてないのよ。
あ、ちなみに翻訳されてないほうのタイトルは知らないからその話はスルーで。日本訳タイトルのほうだよ。
ハリポタが有名だってことを知らない人が見たら、人気作品だってわからないと思うの。
一言で何かを言いあらわすのってけっこう難しいよね。うんでも、実は、ハリポタは見事にその本の内容をピッタリ言い表せていないわけでもない。
ネタバレになるから言わないけど、読み返してみて、タイトルに戻ると、その「ハリーポッターと〇〇」のアイテムの部分は何度、読み返しても、見事にしっくりくると思えることがある。
ある意味ではタイトルらしいタイトルだったのかもなって思った。次のタイトルにくるアイテムはなんだろ?ってわくわくするしね。
コピーライティングっていうのかな。タイトルで人気が変わったりすることあるよね。ネットだとそうはいかないかな。増田には普通ぽいタイトルが多いけど、
WEBサイトで「HPの作り方教えます!」とかどこにでも見るタイトルでやってたら、それだけで終わっちゃうよね?
ただ、けっこうハリポタ風に「普通+ちょい足しタイトル」は実は多い。最近、「大事なコップが割れた!?その華麗なる対処法」みたいなの多いでしょ。
「HPの作り方の極意!大事なのは強い意志」「HPの作り方は間違えるとこうなる!?その悲報を発表」とかね。
あんまり凝りすぎると逆によくわからないって去っていくからね。とんちんかんなタイトルも面白いけど、
普通なタイトルに、ちょっとだけ何かが工夫してあるものって、けっこうツボっちゃうんだよね。
そういう「地味に微妙な感じでアプローチしてあげる」って、私たちの心をかなりくすぐってくれるのだと思うよ。
だからってそうアプローチしたところで私に恋人はまだできないからね。
なんともいえないわ。