発達障害者は集中したいものに対してはなかなか集中できないのに、自分にとって無視したいものを無視することができない。
普通なら無意識に気にしないようにできることに、何故か強制的に意識がフォーカスされてしまう。
集中したくもないものに集中してしまったらきつい、その対象が気になって気になってしょうがなくなる。
たとえその対象から離れたとしても、気になってしまった時点で容易に意識を切り替えることができなくなるのだ。
この意識を切り替えられないってのが本当にやっかいで、1日のうちにがっつり嫌な気分を一回でも感じてしまったら、もう寝てリセットするしかなくなる。
じゃあそれは具体的にどんな感じなのかと、
例としてあげるのがクチャラー。
要は食べ方がきたない人たちのことだ。
あれが自分にはキツイ。本当にキツイ。生理的に気持ちが悪すぎて吐きそうになる。
普通の人にとっては一瞬イラっときたとしても、クチャラーのいる場所を離れたらそれで話は終わりなのだが、自分にとってはそうではない。
もしその場を離れたとしても、
「クチャラーがそのまんま意識に残り続ける」ため、「そのときにその場で感じていた嫌悪感」が「ひたすら頭に残って離れない」
具体的に言えばだいたい2〜3時間くらい、ひたすらそのくっちゃくっちゃ言わせてたおっさんが頭から離れなくなる。
悲惨だ。