2015-04-27

必然的孤独

高校までは寮暮らしだったため、孤独は選ぶものであった。

学校に行っても人がいる。

寮に帰っても人がいる。(相部屋)

実家に帰っても人がいる。

誰もいないという状況は自分で創り出すしかなかった。

実家のんびりひとりでお風呂に浸かってたとき幸福感たるや、猫を抱えてもふもふしたとき匹敵する。と思っていた。

片や、大学進学し一人暮らしで独り身な今の私には必然的孤独しかない。

孤独でないためには、誰かといることを選択しなければならない。

これが割合しんどい

それまで求めることでしか与えられなかった孤独が、こんにちは今日から私はあなた相棒ですといった具合で私の横にべったり寄り添っているのだ。

孤独と離れて誰かといようとするならば、連絡をとり、予定を合わせ目的地を決定しなければならない。

それが面倒くさいわけではないが、それまで与えられ続けたものを改めて得ようとするための手続きとしては些か煩雑ではある。時間もかかる。

孤独は寂しい。だって孤独だもん。寒さを感じる午前二時が頻繁にある。

からといって人と会うということはなかなかに大変なのだ

そんなに友人が多いわけでもないし。

それぞれが干渉するわけではないけど、同じ空間にいて、お互いが知り合っている状況で、お互いがお互いのしたいことをしているというのはかなり贅沢かつ高度な設定であると、必然的孤独しかない今改めて感じる。

何が言いたいかというと恋人が欲しい。(こんなこと言ってる奴には出来ない)

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