ネサフ中に、こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)の記事を見かけた。
内容は、そこに置いて行かれる子どもの1割は障害児だった、という話。
「子の障害に向き合えないなんて親の資格はない」
おおむね、こういう意見ばかりである。もっともらしい正論であって、恐らく現実でなら私もそう言う。
けど内心は一ミリもそんなこと思っちゃいない。
こういうことを書くやつの兄弟も、生まれてくる子どももみんな(先天性の)障害児になったらいいのになあ、って思う。
もちろんそういう環境でも、まさに感動ドラマのような聖人に育つやつもいる。
私の母のように、きちんと一人で生きていけるようにと愛情持って育てる親もいる。
だけど、そうじゃない私みたいな人間も居る。
ガイジが生まれたらとっとと捨てたいし、そもそもそのリスクがあるから子どもを産みたいと全く思えない。
発達障害の弟も、いないほうがいいのになあとずっと思っている。
だけど、こういう記事を見る度、この、私みたいな障害児のきょうだい子の意見が書き込まれていて、
それはみんなに否定されていて、「そう思うように育てた親が悪い」ときまって書かれる。
それを見ると、私は猛烈に死にたくなる。
私が生きていて、そう考えているだけで、親まで悪く言われてしまうのは耐えられない。
親は何も悪くない。たまたま、クズが一人運悪く両親の下に生まれただけである。
そしてそのクズは見たくもない弟の世話を、両親の死後に見なければならない。
そういうことを言うと決まってもっと未来は明るいとか何とかいう奴がいるが、