2015-01-11

古希を迎えたが自分が全く死にそうにない

先日、古希を迎えさせて頂いた。

  

この齢ともなれば、友人の1人2人や1020人は天寿を迎えているが、何故か僕にはその天寿が近付いているとの認識殆ど無い。

  

若い時分から続けている銃剣道の切れは年々落ちるばかりではあるし、医者から「近年血圧が高くなりつつある」からと好物の唐揚げを控えよと言われているが、血圧自体は70代では健康範囲である

  

孫に玩具を買うぞ!と意気込み、妻に無断で小遣いをパチンコすっからかんにし「ホントに男って馬鹿いつまでも子供よね」と叱られ呆れられることもしばしばだ。

  

いや実際、僕の心の感覚で言えば大体35程度から変わっていない気が常々している。

  

僕は電機メーカーに務めていたこともあり家電がかなり好きだが毎月発表される新製品を30代当時と同じくらい楽しみにしており、足繁く家電量販店へ通っている。

  

製品の出来があまりにも良く、中身が気になって見せてみろと未だ務めている後輩に電話をするものの「コンプライアンス関係で先輩でも流石に駄目です」と言うけち臭い態度に腹を立てることもある。

  

歳を重ねれば感情の起伏が少なくなるなどと耳にしてきたが、大口開けて笑うこともあれば、学芸会で頑張ってる孫を見てついついほろりと来るのだ。

  

「本当に僕は後1020年もすると死ぬのか?」と妻に投げかけてみたものの「人間いつ死ぬかなんてわからないですよ。私達なら1秒後脳卒中バターンもありえるんですから」と何だがしっくりこない返事しかして貰えなかった。

  

しかしよくよく考えて見ると、妻も僕と同じ年齢だが未だにメロドラマのようなものテレビへ食いつくように毎日観ているので、女もそんなに変わってないんじゃないかなと僕は思う

  

と、書いている内に腹が減ってきた。

  

昼は当然、唐揚げである

  • 死ぬ準備とか聞きますけど人間っていつ頃準備を始めるものなんでしょうね あと医者の言うことは聞いてあげましょうよ(苦笑

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