2014-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20140829050531

大元日本教育の話だったろ。議論文脈を考えてくれ。

日本教育は、「中間の8割の生徒に効率よく均質に教育を施す」ことに最適化されてる。

まだ教えてない解法を使う生徒のうち、本当に優秀で自力で正しくそこに到達した少数の例外を除けば、多くは単なる思いつき、偶然、勘違いレベル、あるいは「塾でやったから」といったところだろう。そういう生徒に、最終的に教えた範囲のものをきちんと組み合わせて解くことを教えることは必要だ。

だけれども、数学おもしろさっていうのは、正解が一つじゃないところにあるんじゃないか。論理ステップを飛ばさない限り、色々な解き方があって、時には高校生も知ってるような定理に全く意外な方面からの別証明が与えられてびっくしりしたりする。そういうところがワクワクするところじゃないか。

思いつきだろうが塾でやったからだろうが、数学として正しければそれは正しいんだよ。それを否定したらつまらない。「それも正しいね。けれど今まで教科書に出てきた範囲だけでも解けるから考えてごらん。君の別解と、教科書方法との関係は、こっちの問題でも同じように応用できるよ。」とか、「その別解はとてもおもしろい。それでなぜ求まるかというのは実はかなり込み入った話でね…」と話を膨らませていった方がおもしろいじゃないか。

だけれど、今の日本教育システムでそれをやろうとすると教師も時間も圧倒的に足りない。「指導範囲外の別解禁止」にして一律に進めていかないと間に合わない。だからそうなっている。

でもそれでいいのか、って話をしてるんだよな?

  • いっぱい税金を払って、教員を増やしてクラスを増やして教える時間を与えよう。で納得するやつがいないから、教師が無能ってことにしたがるんだよね。 給与低くて従業員が増えない...

  • 横だけどぜんっぜんそんなことやって欲しくない 毎回数学絡みの雑談とか交えつつ休み時間まで授業延長してる教師がいたけど 無駄話してんじゃねえよってすげー不評だったぞ 本人は...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん