2014-06-28

運動音痴の話で思い出した

私は小学校から大学まで、体育で一番低い評価以外とったことがないレベル運動音痴

当然あんまり体育の時間は好きじゃないんだけど、お祭り騒ぎは割と好きなので、球技大会運動会はさほど嫌じゃなかった。

大嫌いだったのは、親から強制的に通わされていたテニススクール

親は私の運動嫌いを心配して、何か生涯できるスポーツをと思ったらしい。

最初学校テニス部に入るよう言われたが、私がすぐ辞めたもんだから今度は親と一緒にスクールに入会させられた。

テニススクールの会員は大人が多くて、雰囲気が良い。経験に応じてクラスが分かれているから、ことさら上手い人の中で肩身が狭い思いもしない。

それでも私がスクールを嫌いだったのは、やはり親に監視されて無理やりやらされている、という意識のせいが大きかったのだろう。

それともう一つ、今でも覚えている嫌な思い出がある。

普段は上手下手関係なく誰とでも楽しそうにプレイしている、クラス内のそこそこ上手な会員の言葉だ。

ダブルスのチーム分けの時に、冗談めかした風に「○○さんと組むと負けるから嫌だなあ~」と笑っていたのだ。

○○さんは、勢いはあるものコントロールが悪く、自滅が多い人。

要は、ヘタクソとは組みたくないという意味である紳士ぶっていても上手な人の本音はやっぱりそれなのかと思って、絶望した。

客観的には大したことじゃないのだが、荒んだ気持ちの当時の私には堪えた。

今でもテニスは嫌いである。

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