2014-06-05

彼女のこと

ただただ自分のために書く。内容としては懺悔に近い。

 

もうだいぶ前の話。

大学生の頃好きだった女の子社会人になってから付き合うことになった。

彼女特別可愛いわけではないし、すごくやさしいとか、何かの才能があるとかではないけれど僕は彼女の顔も性格も好きだった。

共通の趣味映画小説の話ではいくらでも盛り上がれたし、逆に何も話さなくてもよかった。

(今になってわかるけど本当に趣味の合う人なんてそういないし、何も話さなくてもうまくいくような相手はもっと少ない)

恋愛経験の少ない自分にはわからなかったけれど、今思うと自分にはもったいないいい彼女だったと思う。

 

 

電話相談したいことがあると言われ、彼女家族の打ち明け話をされたのは付き合って半年くらいたったときのことだった。

彼女はだいぶ迷っていたようだったが以下のような内容の話をしてくれた。

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彼女大学生実家を離れていた時期に、彼女母親仕事関係精神的に病んでしまい、色々あって某新興宗教にはまってしまったこと

彼女が気づいたときには、父親や兄弟も(母親のことを思って?)その宗教に参加するようになっていたこと

彼女もその宗教は全く信じてないけれど形だけは入信させられたこと

その宗教を信じていない彼女彼女の祖母とでかれらを説得したけれど、結局うまくいかなかったこと

僕に対してその宗教に興味をもってほしいというようなことは全くないこと

。。。

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それを聞いたとき自分はなんだか笑ってしまった。

2chとかでよくあるような話が自分にも起きるなんて思ってなかったから。

彼女には一緒に解決していく方法を探そうという話をしてその電話は終わった。

 

 

結論から言うと大学を出たばかりの子供だった自分にはこの問題を解決、もしくは問題と折り合いをつけることができなかった。

これは彼女家族の問題であって、彼女の問題ではなく、そして彼女責任のある話でないことではないことは理解した上で

宗教というもの生理的に受け入れることができなかった。

結局彼女とは別れた。自分は逃げた。

別れ話のとき彼女はひとことだけ言った。『そうだよね、仕方ないよね』

 

 

その後彼女とは一度も連絡をとってない。自分は未だにどうすべきだったかよくわからない。

  • 彼女は増田にどうして欲しかったんだろうな。 そして、増田は今彼女に会ったらどうしたいんだ?

  • 彼女がその境遇についての話をした結果、増田から拒絶されてどう思ったんだろうとか考えるときつい。 増田もそのへんは考えての決断なんだろうけどね。

  • 他人事じゃない話だなー 俺は彼女側だけど、いや俺には恋人いないし杞憂に終わるかもだが 物心つく前、2歳だか3歳で新興宗教っていうかまあ創○学会に入信させられてる いわゆる三世...

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