同時期に起きたからとはいえ、この二人を同一に議論するのはさすがに駄目。
ここではどちらも嘘ついてたと前提で話すけど、
佐村河内さんの場合は、まあ、はっきりいって音楽の世界なんて所詮その程度、って話なだけ。元からレベルがその程度。
売れる売れないは馬鹿な庶民が判断するだけなんだから、売れりゃいんだよ、ってだけの話。
買った方が馬鹿、とも言える。
まあ、こちらの方は騙してたのは100%に近く事実みたいだし、とんでもねーな、って感はあるけど、
周りもこいつの「耳が聞こえない、可哀想」っていうくだらないところにつけこんで儲けたわけだし、
買ったバカどもも「耳が聞こえない、可哀想、なのにすごい!」ってとこに感動したんだろ?
所詮、馬鹿が馬鹿を賞賛しただけの話。だからはっきりいってどうでもいい。勝手にやっててくれ、って話。
例えあの人が音楽の才能が無いとしても、別にそれでクラッシック音楽の業界がどうこうなるわけではない。
(買ってた層は馬鹿なんですね!とは言えるが)
小保方さんの方は全く違う話。
科学とは事実に準ずるもの。そうでなければ、上の音楽とかと全く同レベルに落ちてしまう。
その昔は、宗教とかもあり、ある程度同じレベルだったけど、今は「事実」の部分に関しては現状理解出来てる範囲で確実に正しい、もので無ければならない。
(勿論、人類は万能ではないので、理解不足で間違ってることもある、が、それは捏造とかそういうことではなく、単に理解不足(実験が追いつかない、複雑すぎて検証出来ない)なだけ。)
また、そこに流れる金は、一般市民の税金だが、それは決して一般市民が直接やって、と言ってあげたものではない。
国、という単位で、将来に向け、発展を遂げるため、と言う漠然とした理由の中で使われる税金の中から、
これがもし、捏造のような事が起こると、まず、そこに金を出している市民が納得が行かない。
科研費の使い方にも議論が出るだろう。
これにより彼女の近いところだけではなく、「科学」そのものが疑われる。
世界的に見れば、「日本は捏造国家」と一般的に見られる可能性も少なくはない(少なくとも近い分野では)
これは本当に大問題。
今後、野依さんはじめ、山中教授とかも引っ張りだして火消しに奔走するだろうが(ただ、実際に論文を書いたっていう、笹井教授ってのがこの山中さんを目の敵にしてiPSを批判して、小保方さん使って逆転を企てた、
暫くは、少なくともこの業界周辺は面倒な事が続くだろう。