まあ毎日飽きもせずよく届くもんだと思う。
で、これらをドメイン受信拒否(逆引き確認は既に入っているので当然実在するドメインということになる)に放り込んでいると時々思うんだが、
こいつらにとってドメインってどれだけの価値があるんだろうか。
俺がインターネットに触れ始めた頃、自分を示すIDは唯一無二のものであり、簡単に取得はできなかった。
まして独自ドメインなんて、どうやったら取れるものなのか想像もつかない、雲の上の存在だった。
時代は下って自分もドメインを管理するようになった。それにしたって安易に取れるようなものではないし、一度取ったら大事にするもんだという意識が染み付いている。
こいつらは違う。対策されたと感じたら容赦なくドメインなんか捨てる。メールアドレスなんて使い捨てだとすら思ってるんだろう。
だから意味の読み取れない英字の羅列でしかないドメインのメールアドレスになっている。
フィルタ対策なのか末尾だけ有名サイトと同じになっていたりする(例えばabcgree.jpとかそんな感じのがある)。
JPNICはこんな無駄遣いのためにドメインの割り振りをしているんじゃないと思うんだが。
インターネットを使い始めた頃の自分に、未来の広告業者はドメインを使い捨てしている、なんて言ったら絶望で泣き出すかも知れない。
…ああ、その方が進路を見直す切っ掛けになっていいかもな。
連々と書いたが、とりあえずコピペしないとアドレスの文字列も確認できない、拒否リストに放り込むのにいちいちユーザIDとパスワードで認証して画面を辿らないといけないdocomoスマートフォンのspモードメールは、メール一覧画面から拒否リストにダイレクトジャンプできるauスマートフォンの爪の垢を煎じて飲むべきだと思うんだがどうよ。