文科省が英語教育を小学校3年生から始めるように前倒しを検討しているって聞いたけど。
アホかと。バカかと。
自分は海外で生まれて5歳までバイリンガルだった時期もあったけど全部忘れて、
その後も海外で暮らした事もあったけど、日本人の学校だったので
日本人の先生と日本の教科書(New Horizonとか、お馴染みのやつ)を使って英語を勉強してたから、
受けた語学教育の環境としては日本にずっと在住していた人と同じ。
今はそこそこ喋れるから仕事でも使うけど、「帰国子女だから喋れる」と勘違いされている。
親しくない人に正しく説明するのが面倒だし、理解してもらえないと思っているから
「そうですね」と流しているけれど、中学、高校、大学と10年も学ばされてるのに
ろくすっぽ英語しゃべれない日本人が沢山居るのはおかしいと気付けよと思う。
私が喋れるようになったのは、海外だという事もあり、英語を使おうと思えば
使える環境に居たからで、別に熱心に英語を勉強した記憶は無い。
言語なんて、所詮はコミュニケーションツールなんだから、机にかじりついて勉強した所で
喋れるようになるわけは無いのに、教育の期間を長くすればいいと本気で思ってる人がいるのかね。
This is a pen なんて一回も口にしない文章から始まる教育でしゃべれるようになるわけないじゃん。
結局は本人の意志。
本人がどれだけネイティブとコミュニケーションを取ろうとするか、言語を習得するのは
その一点に尽きると思う。
そもそも、母国語もきっちり喋れないのに英語教育を、ってどうかしてるとしか思えない。
(かと言って英語が喋れるわけは無い)がどんどん増えていくのは暗澹とした気持ちになる。