2013-07-29

東北リンゴとあんちゃん

関東に住んでいた高校生の頃の話

親と喧嘩してちょっとお金と着の身着のままで家を飛び出した

電車にのって東北までいってみた

理由はなんとなく木から直接リンゴが食べたかたかである

勢いで東北田舎の駅についたもの切符代で財布の中身がなくなってしまった

何も考えてなかったし正直困ったけれど

ここでのたれ死んでもいいかぐらいの気持ちで駅前のベンチにぼけーっと座ってた

そうすると軽トラにのった20代前半ぐらいのあんちゃんが目の前に現れて

「どうしたの?」「もう暗くなるよ」とか色々いってきたので

めんどくさかったけれど家出してきたこととお金が無いことを適当に伝えた

するとあんちゃんは「何もないなら俺んちに泊めてやるよ」とちょっと汚い歯茎を出しながら笑ってくれた

そのときは捨てる神がいれば拾う神もいるんだなとちょっとだけ思った

軽トラで真っ暗な砂利道を進みながらあんちゃんの家を目指した

途中あんちゃんが下世話な話とか色々聞いてきてめんどくさかったけど

我慢しながらさっさと寝たいなーと思いながら適当に相づちを打ってた

しばらくするとTHE田舎的な家についてじいさんばあさんみたいな人が向かえてくれた

すぐにご飯とか出てきて嬉しかったけどあんまり口に合わなくて苦笑いしっぱなしだった

リンゴは出てこなかった

田舎の家だと特にすることもなかったので

ばあさんが自分の為に寝る用の畳の臭いがきつい部屋に案内してくれた

寝ようと思って電気を消すと凄い真っ暗でちょっと怖かった

でも眠気の方が強かったしあまり深く考えずに寝ることにした

なんか夜中にガサゴソするなと思って目を開けたら

幽霊じゃなくてあんちゃんが居てびっくりした

何でいるのかさっぱり意味がわからなかったけど

「泊めてあげたんだから」とか「ここらじゃ普通」とか言ってたか

眠いし怖いしでそのままなすがまま体とかぺたぺた触られてた

早く終われと思いながらそのままセックスさせられてた

さっさと満足するとそのまま居なくなって

やっとゆっくり寝られるんだと思ってあんまり深く考えずに寝た

次の朝じいさんからお小遣いを貰って「また家に遊びにおいで」とか言われたけど

二度と来るかとか思いながら笑顔だけ作っておい

家にさっさと帰りたくなったのでリンゴも食べずに自宅に帰ってまたそのまま寝た

あんちゃんと携帯アドレスを交換してたけど

怖かったのでそのままにしておいたら何度も着信とかメールとか来てたけど

その内来なくなって良かった

実在の話を元にした創作です

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