勢いで東北の田舎の駅についたもの切符代で財布の中身がなくなってしまった
何も考えてなかったし正直困ったけれど
ここでのたれ死んでもいいかぐらいの気持ちで駅前のベンチにぼけーっと座ってた
そうすると軽トラにのった20代前半ぐらいのあんちゃんが目の前に現れて
「どうしたの?」「もう暗くなるよ」とか色々いってきたので
めんどくさかったけれど家出してきたこととお金が無いことを適当に伝えた
するとあんちゃんは「何もないなら俺んちに泊めてやるよ」とちょっと汚い歯茎を出しながら笑ってくれた
そのときは捨てる神がいれば拾う神もいるんだなとちょっとだけ思った
軽トラで真っ暗な砂利道を進みながらあんちゃんの家を目指した
途中あんちゃんが下世話な話とか色々聞いてきてめんどくさかったけど
我慢しながらさっさと寝たいなーと思いながら適当に相づちを打ってた
しばらくするとTHE田舎的な家についてじいさんばあさんみたいな人が向かえてくれた
すぐにご飯とか出てきて嬉しかったけどあんまり口に合わなくて苦笑いしっぱなしだった
リンゴは出てこなかった
ばあさんが自分の為に寝る用の畳の臭いがきつい部屋に案内してくれた
でも眠気の方が強かったしあまり深く考えずに寝ることにした
なんか夜中にガサゴソするなと思って目を開けたら
幽霊じゃなくてあんちゃんが居てびっくりした
「泊めてあげたんだから」とか「ここらじゃ普通」とか言ってたから
眠いし怖いしでそのままなすがまま体とかぺたぺた触られてた
早く終われと思いながらそのままセックスさせられてた
さっさと満足するとそのまま居なくなって
次の朝じいさんからお小遣いを貰って「また家に遊びにおいで」とか言われたけど
家にさっさと帰りたくなったのでリンゴも食べずに自宅に帰ってまたそのまま寝た
怖かったのでそのままにしておいたら何度も着信とかメールとか来てたけど
その内来なくなって良かった