2013-06-09

Web黎明期

http://anond.hatelabo.jp/20130609002540

僕は2000年頃にネットを始めた。

あの頃の個人サイトというのは全て手作り。作るにはそれなりの知識が必要とされた。

残念ながら全てが素晴らしいサイトだったとは到底言えない。そりゃそうだ。

みんな情報の発信という分野では素人だったんだから

しかしただの市井人が公に情報を発信できる。これは革命だったんだよ。

最初はただの日記だった。それを世界中の人が閲覧する。やがて巨人が現れた。

既存メディアには乗らないニッチな分野の膨大なデータ検証を発信する人々だ。

これらWebならではの極上の情報は瞬く間にこの世界最上段に祭り上げられた。

Facebook中毒になってる人には分かりやす感覚かもしれないが、

あの当時はその対象が全世界不特定多数だったということだよ。

今のコミュニケーションツールと違うのは、相手が知らない人ばかりだったってこと。

知らない人といきなり腹を割った話をする。意気投合する。

こんな素晴らしい出会いにはもちろん影がある。「荒らし」という存在だ。

今の匿名掲示板コピペAA爆撃とは浸透力が違う純粋な悪意の攻撃が当時の荒らしという存在だった。

今は光が弱まっただけ影も弱々しくなった。こんな状況はやはり、健全だとは思う。

しかし何かを発信したい人は発信するべきだ。影をくらませるだけの光を発すべきだ。

これはHTMLだろうがブログだろうがツィッターだろうが変わらない。

表現すべき事は表現すべきなのだ

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