上場していない中小企業(500人以下)で、ちょっと落ち込み出している業界に属している弊社。
人材の流動性が比較的高い業界の為、優秀な人などはチャンスを見つけてあっという間に去って行く。
優秀な人がいないと売上はさらに下がる。
売上が下がると、優秀な人に発破が掛かってそれについていけない人や不満がある人はさらに退職していく。
仮に退職していなくても、優秀な人は忙しくなるから後継者の育成になかなか手が回らない。
結局、優秀な人だけがスターとなり若手や次点の人はその影に身を潜める。
若手は俗にいうやりがい搾取の状況に陥っている。
やりがいのある仕事だと信じて仕事をしている。夜も休日もする。
でも給料には反映されない。
運が良ければ賞与査定に反映される程度(それすら無い場合の方が多い)
だから辞める。
ぶっちゃけ給料同じでもっと良い会社だって、仕事の忙しさは同じくらいだけど給料が良い会社だって山ほどある。
だから辞める。
優秀・年齢高め・・・辞めるor売れているが忙しいため後継者育成できず属人的になる
非優秀・年齢高め・・・辞めない。売れないし後継者育成まで気が回らない一匹狼化
優秀・若手・・・辞めるor優秀なので仕事が降ってくる人もいる
一部の優秀もしくは運良く育成された人だけが生き延びる状態。
この状態は不安以外の何者でもない。
日常生活にたとえるなら、猛毒性のインフルエンザにかかったらもとから身体が強い人と運がいい人以外生き延びない。
若干の死者(会社で言うと退職者)が出ても、ワクチン使って多くの人が助かる状態では無い。
こんな状態。