2013-01-05

「ルナルナ」ビッグデータから日本女性を解剖しろ

日経によれば、スマホ健康管理アプリの、人気1位・3位・4位は女性の「月経周期管理アプリ

(例:ルナルナ)なんだそうだ。

月経周期という、もっとセンシティブ個人情報を、

女性が「惜しげもなく差し出している」というのもなんだか面白いが、

これって、一種の「ビッグデータ」だよね?

ルナルナ登録女性がどれくらい存在するのか知らないが、

結構母集団になっているから、この母集団を用いれば、

日本女性健康状態とか、ある程度分かっちゃったりするのでは?

女性が数人共同生活していると、互いの月経周期が近似する」との学説があるが、

別に共同生活していなくても、日本全体でも、「1月5日は月経女性が多い」

「12月20日は排卵日の女性が多い」のような傾向が、ある程度現れるかもしれない。

日本全国の傾向もあるだろうし、あるいは

今日北海道エリア月経女性が多い、四国エリア排卵女性が多い」

今日は20代女性月経女性が多い、30代女性排卵女性が多い」

のようなエリア別、年代別傾向があるかもしれない。

「それがどうした?」と言われるようなデータだが、これって、女性向けの商売している会社にとっては、

非常に貴重なデータじゃないか

直接的な商品(生理用品)はもちろん、ダイエット食品化粧品

下着や通販売上なども、月経周期と売行が相関するだろうから、そういう商品の販促に役立つ。

あるいは、社会的大変動と、月経周期との相関関係もわかるかもしれない。

「3・11の影響で、女性ストレスが加わり、月経周期が長くなった(短くなった)」のように、

公衆保健の研究寄与するかもしれない。

従来だったら、そういうデータ解析はまず不可能であったが、

女性自ら個人情報差し出している」のだから、それを活用しない手はない。

・・・でも、ひょっとして、既にルナルナはそのようなビッグデータ活用を、実施していたりして。

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