2012-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20120716153631

申し訳ないが、「性的少数者」を「ホモ」と呼ぶことで傷つく人の数は「ごくわずか」ではない。俗に、同性愛者は人口の1%はいると言われている。その人々の中で、「ホモ」と呼ばれることを歓迎する人は(自虐ネタとして用いることはあるにせよ)おそらほとんどいないだろう。つまり、傷つく人は日本人だけでも100万人はいるということだ。

ましてLGBT全体を「ホモ」でくくろうという乱暴な話へのクレームに関する話である。『ごくわずか』で済む話ではない。

また、間違った言葉の使い方(それも、無知から、多くの他人を不要に傷つけることになる可能性のある言葉遣い)を指摘することが「言葉狩り」に当たるという批判は、適切でないと思う。そもそも一個人から一個人への指摘であり、法的強制力も物理的な強制力もない中で、「狩る」ことなどできはしない。あくまで穏やかな「指摘」と「説得」を、「狩り」と感じるのは、一体何に脅えているかなのだろうか?

性的少数者の問題を少し勉強すれば、やまもと氏のとるべきだった唯一の対応は、「それが失礼な呼び方である自分認識していなかった。知らないこととはいえ、失礼した。教えてくれてありがとう」であったことが分かるだろう。知らないことは、誰にでもある。まして、どちらかと言えば社会的に「隠されている」話なのだから。そこで素直にごめんなさいすれば、それで終わりの話だった。

性的少数者の問題は、私にとってもあなたにとっても、決して他人事ではない。将来自分の子どもが性的少数者であると分かったとき、あるいは配偶者として性的少数者を連れてきたとき、あるいは友人が、恋人が、孫が、性的少数者であったと分かったときあなたあなたの大切な人を差別の眼で見ないことを望む。人権教育というのは、差別される者だけのためや、あるいは糾弾とか闘争とかのためではなく、一人一人にとって大切な、そういう知識を学ぶためにあるものだ。

記事への反応 -
  • 切込さんと水野ひばりさんのツイッター上のやりとりをみて、大昔の「意味論」の教科書に載ってたこんな逸話を思いだした。 昔、アメリカの南部を旅していた黒人の若者が、旅の途...

    • お前の言う「豊かな人権感覚」というのは、ごくわずかでも「その用語は差別だ!」という人間が発生する用語を可能な限り知識として持ち、一切使わない人のことか。 それを言葉狩り...

      • 申し訳ないが、「性的少数者」を「ホモ」と呼ぶことで傷つく人の数は「ごくわずか」ではない。俗に、同性愛者は人口の1%はいると言われている。その人々の中で、「ホモ」と呼ば...

        • 申し訳ないが、「アニメ・マンガ好き」を「おたく」と呼ぶことで傷つく人の数は「ごくわずか」ではない。俗に、アニメ・マンガ好きは人口の10%はいると言われている。その人々の中...

        • やっぱりと思ったが、こういう人は「子供」のことを「子ども」と書くんだよね。 子供と書かれて傷つくこどもなんていないし、そもそも「子ども」という表記の方がおかしいのに。 ...

          • 俺は全く別の理由で「子ども」って書くよ。それが一番見やすいと思うから。 今使った「見やすい」は「見易い」とも書けるけど、そう書かないのと同じ理由で。 「子ども」って書いた...

        • 申し訳ないが、「性奴隷」を「慰安婦」と呼ぶことで傷つく人の数は「ごくわずか」ではない。俗に、二次大戦次の朝鮮人性奴隷は840万人はいると言われている。その人々とその子孫の...

      • 申し訳ないが、「性交未経験男性」を「童貞」と呼ぶことで傷つく人の数は「ごくわずか」ではない。俗に、性交未経験男性は人口の20%はいると言われている。その人々の中で、「童貞...

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