2011-10-12

高校生の時の思い出

でも書いてみる。

受験生だったわたしは予備校の夏期講習へ通っていた。

几帳面なわたしは、いつも同じ電車の同じ車両の同じ位置に立っていたのですが、

しばらくすると「電車って、いつも同じ人が同じ場所に乗っているものなんだな」ということが分かりました。

そんなこんなで2週間ぐらいが過ぎたころ、いつもの車両メンバーの一人。

メガネで真面目そうなおじさんがわたしに触れてきました。

「えっ、えっと痴漢?でも、まさかね・・・・・・勘違い?」と思ったのですが、

体が硬直して何もできず、駅につくと予備校へ駆け出しました。

その日は、「ああ、こういう人もいるのか・・・・・・」と驚きで、あまり勉強が手につきませんでした。

翌日、また同じおじさんがいました。

昨日はなにかの勘違いで、たまたま手があたったのかな?とも思ったのですが、

この日はハッキリとおしり特にアナル付近をぎゅっぎゅっと押してくるようになりました。

そういったこと=性 に疎かったわたしはあまり重大なことととらえず、

恥ずかしくはありましたが、ぎゅっぎゅっと圧力を感じながら予備校へ向かう

・・・・・・そんな日々が夏の間続きました。

夏休み最後の日。

いつものように駅で降りると、おじさんも降りてきました。

そして話しかけられました。曰く、

痴漢をして申し訳なかったということ。

・でも毎日痴漢をすることでスッキリして仕事に臨めたということ。

・キミが夏期講習に通っているのは分かっていたから、今日であえるのが最後と思ったということ。

・キミのようないいコはいいから、最後に思い出をつくりたい。

とまぁ、勝手なことばかりだったのですが、わたしは何をとち狂ったのか、

おじさんとはじめてのホテルへ行きました。

そんなことがきっかけで、今では男の娘バーでバイトしたり、

写真撮ってもらったりするようになったなーと、

長野の豊凶手術をした男の死体発見ニュースを見て、ちょっと昔を思い出したのでした。

  

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