世の中には不思議とモテる男の人がいます。「不思議と」というのは、美しい容姿や高い収入、優れた能力等の一般にモテると言われる要素を持ち合わせていないということです。持ち合わせていないのに、そういった要素を持つ男性よりもむしろモテていたりする。このエントリではそういう男の人の話をします。
「不思議とモテる男」について女性が語る言葉は抽象的なものばかりです。優しい、一緒にいると落ち着く、穏やかetc モテたくてモテたくて仕様がなく日々血眼になってモテるためのtipsを読んでいる男性諸君は、このような言葉を前にして何度となく肩を落としたりぶち切れたりしたことでしょう。どうしろって言うんだ! と。喜ばしいことにより具体的な情報を寄せてくれるひとたちもいます。曰く、「わがままを聞いてくれる」。男たちはこれを聞いてさらに怒り狂います。結局女は召使が欲しいだけか!自分殺して媚びへつらえってことか!既に試したけどモテなかった!女なんて嫌いだ!
気持ちはわかります。しかしこれは早とちりです。よくよく読んでみれば「妹がいる/いそう」「面倒見がいい」といった言葉が一緒に並んでいます。多くの女性が憧れているのは召使ではありません。お兄ちゃんやお父さんです。手垢にまみれた言い方をすれば包容力を求めているわけです。お兄ちゃんやお父さんは、女の子が汚い部分を見せても彼女のことを見捨てたりしません。弱さをさらけ出した後に柔らかい所を傷つけてきたりしません。だから女の子はお兄ちゃんやお父さんのことが大好きです。信頼して全てを預けることができます。
こういった角度から女の子の「わがまま」について考えてみましょう。お兄ちゃんやお父さんは女の子のわがままに寛容です。大抵のことは喜んで受け入れてくれますし、問題があることであっても優しくいなしてくれます。女の子は「わがまま」を通じて男性の包容力を、二人の信頼関係を確認するのです。逆に言えば、お兄ちゃんやお父さんではない男性にとって女の子のわがままは自分の包容力を示すチャンス、信頼関係を築き強化する機会であるわけです。わがままの内容は重要ではありません。いちいち嫌な顔をしたり説教したりミソジニーを丸出しにしたりするのは愚かです。
女の子は誰にでもわがままを言うわけではありません。それなりに仲の良い男性、見込みのある男性にしか試験を受けさせてくれません。女の子のわがままは逃すことのできないボーナスステージです。わがままこそモテキです。わがままがフラグなのです。女の子にわがままを言われたら全力でニコニコして受け入れるべきです。そうすればあなたも優しいひと、居心地のいいひとになれます。
注意事項としては、いつまでもわがままばかり言う女の子やわがままの程度が過ぎている女の子は地雷だということです。気をつけましょう。
女性は包容力のある男性を求める 女性は包容力をわがままを言うことで確かめる 包容力がある男性とは、兄や父のことである つまり、おまえはお兄ちゃんやお父さんのように振る舞え...
俺の水増しが台無しw ただ、「女の子のわがまま」の捉え方を変えることが大事かなあと。
身も蓋もないw
女の子=神 女の子の理不尽な行動=試練 神は乗り越えられる試練しか与えない!