2011-08-16

バクマンの七峰の会社がとても黒字になりそうには見えない

七峰の会社がやってることは、漫画家プロダクションと言うことなんだと思う。

芸能人と同じように、今まで個人事業主であった漫画家会社が纏めてマネジメントから売り出しの方向性を決めたり、教育を行ったり仕事の斡旋を行う。

集英社は専属契約から、あれが放送局つきのアナウンサーと考えれば、七峰はフリーになった漫画家保護して安定した品質漫画を安定的に供給できるプロダクションのように見える。

ただし、そういう場合には一つの企業に対してではなく複数の出版社に「漫画を売って」初めて利益が出る。

集英社は専属契約お金を支払っているから、集英社の取り分が既に多くの漫画家で折半した後に支払われ更にプロダクション漫画家で折半しなくては為らず取り分が少なすぎる。

まり芸能プロダクションが多くの放送局芸人を送るのと同じように、多くの出版社漫画を売った方が儲かり、でなくてはあの規模の会社は持たない。

もし一つの会社だけで売るぐらいなら、自分会社雑誌を作ってしまった方が早いし儲けもでかいジャンプよりも売り上げが上になればジャンプで一番になると言う野望よりも上のランクで勝ったことになるだろう。

つの会社に固執するメリットとしては、その出版社の知名度を利用して作家と作品のブランド価値を高くし、その後に自分たちの雑誌を作って引き抜く場合だが、騒動のデメリットと初期投資の大きさから考えてメリットが少ないように見える。

なんにしても七峰の会社は、もう少し手を広げないと人件費に対して収入が少なすぎて終わるような気がして為らない。

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