ここ3日、部屋の片づけをしてみた。
先の震災の際、机の上や本棚の書類がほぼ全て、いや、全て落ちた。
床の上に、足の踏み場などない。
もうやだ。
なにこれ。
文字どおり、の放置プレイ。
だけど、思い直して片付けてみたのよ。
凄い埃だ。考えてみれば10年ぶりくらいかな。こんだけ本格的な片付け。
この10年、凄い速くて、10年の意味も重みもかすんじゃってて、つい最近のことが実はずっと昔に思えたり、その逆もあり。
さてと。
そろそろ本題に入ろうか。
書類、冊子などのペーパーメディアなら、内容の判別も短時間で終了する。
捨てるべきものかどうか即断できるほど、優れた判断力はないのだが。
しかし、ここで非常に困ったのは、CD,DVDなどのデジタルメディアだ。
こいつら捨てようとしても、具体的な中身がわからない。
確かにラベルは読めるんだが、中身は重複ファイルあり、全くのシングルセッションあり、
一時避難だったり、保存版だったり、
予想も出来ないし、開いたところで完全に把握できないだろうと思われる。
いっそのこと、全て捨てても問題ないだろ、と思ってしまう一方で、全て残しても場所とらないだろ、という意見のせめぎあい。
世の中どっちが多数派なんだ、と思ってしまう。
HDDのサイズが大きくなっても、テラバイト単位の割りに動画が多かったりして、重要性は低い。
なくなって困るデータなんて、たいしたサイズにもならないよな。
昔は、っていうと、ひとつのファイルが小さくて、CD一枚にぎっしり情報が詰まってたんだな、と思った。
これが本題ね。
捨てにくいのはCD、DVD、MOなどの従来型の光学メディアだけじゃない。
むしろ、HDDやUSBメモリなどの現行メインの記録媒体の方がはるかに記録密度が高いし、書き込みが容易。
捨てるかどうか保留したまま年月が過ぎて、
「これ何が入ってるの」
という時期になったとき、みんなどうやって判断するんだろうね。
そしたら、
こんな本買ってたのか。昔も今も片づけが苦手。そのうちに読もう。