エジプトで革命がそれなりに成功して大統領が退任して、その余波はアルジェリアなど周辺他国に広がっているという。
これを聞いたとき、一般的な日本人である自分はうっすらと「日本でも革命おきないかなあ」なんて思ってしまう。
本当にうっすらと思っただけなのだが、思ったということは頭の奥底で何かに不満を感じているということだ。
どんな不満に対して革命を期待するのか?
そして住むところにも食う物にも困ることに少ない日本で起こり得る、起こるべき革命とは何なのか?
日本で起こるべき革命とは「慣習によって不利益を被っている若者」のための革命であるべきだ。
ここでいう若者とは、社会において主導権を有していない30代からそれよりも下の年代を想定している。
地域社会で、学校で、会社で、いたるところで窮屈な思いをしている人たちのためだ。
自殺者は年3万人を超えて、それでも何食わぬ顔で「日本は豊かです」なんて言わせてしまう慣習こそが諸悪の根源なのだ。
無理なノルマに日々怯えている営業マンのために。
働くのが怖くて外に出られない人のために。
モンスターペアレントに胃を痛めている教師のために。
彼らを絶望の淵に追い込む慣習、日本の空気こそ革命されるべきものなのではないか?
この窮屈な空気を取り払おう。
若手にはもっと有意義な仕事を任せよう。
お客と営業なもっと対等でいよう。営業は奴隷なんかじゃない。
教師だって公務員だって人間だ。お金を払っているから彼らを奴隷にしても良いのか?
エジプトの革命は大統領退陣、民主化など目に見える革命であった。
べき(笑)
空気2.0みたいな打ち出しはできないものか。