2011-02-08

荒川智則虐殺

荒川智則、彼らのインターネット上での役割は終わった。

コミュニケーション力が低く、「名刺」や「時候の挨拶」「家柄」「スポーツ新聞」といった旧時代のコミュニケーションプロトコルに頼らないとコミュニケーションができない日本人の間にインターネットを普及させるために、彼らは何かしがの役には立ったのだろう。

彼らは率直に話し、お互いのプロフィールについては聞かなかった。よく冗談をいい、話のほとんどが冗談であっても、困っている仲間に金や食料を差ししたり、自分のベッドを分け与えたりした。非常にインターネット的だ。

選挙人気取り大臣がよくわからず決め、大学教授道楽で計画を立てて半官半民企業方眼紙エクセル設計する日本のインフォメーション・テクノロジーのなかで、彼らは底辺のIT土方コンテンツ土方を生業にしていたようだ。少ない給料から接続費を払い、せっせとコンテンツダウンロードしたり、ニッチコンテンツ制作したりしていたのだろう。それも非常にインターネット的だ。インターネットの片隅に、匿名コピー非合法の固まりのような場所があるのはかまわない。

だが、土方はきれいなビルには入れない。

facebook学歴と職歴で相手を判断し、テレビを見てテロップの笑いどころできちんと笑う人に向けたサービスなのだ。

これこそが私の考える新しいインターネットインターネットの本来の使い方だ。

身分証も出せないようなやつはfacebookから出て行け。

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