自分は医師なので当事者で、以下、ポジショントークの要素があることは否めない。
「医療費が嵩んで国が転覆しそうだから診療報酬を下げます。」これは、仕方ないかなと思う。自分だってもうこれ以上社会保険料おさめたくないし。
ただその理由として挙げられてることは本当に実態としてそうなのか?開業医儲けすぎっていう印象をつくって、憎悪を煽ることで世論誘導を楽にしたいっていうある意味「雑な仕事」なんじゃないの?と強く思う。
そして、まんまと煽られているようにみえる、いわゆる「現役世代」のSNS投稿がそこそこ増えましたね。まぁ煽られてしまうのは仕方ない。官僚は優秀ですね。
どうも30-40代くらいの現役世代は、実感としてもっている社会保険料の負担のきつさ(きついですよね…)と、このタイミングで財務省の出してきたちょうどいいテンプレート(「開業医儲けすぎ!」)と、コロナで溜まった医師への反感(偉そうにご高説をのたまう医師がたしかに目立っていたように思うのでこれは同業ながら残念だった)から、このビッグウェーブに乗っているような印象をうける。
特に40代前後の氷河期世代で、厳しい20代30代を才覚と運で生き残ってきた方々は、そもそも高齢者医療や福祉の手厚さに思うところがあり(憎むべき世代間格差として)、かつ、年代的に自分自身は病院の世話になることはかなり少なく、その親世代もまだ本格的な介護が必要な状況になっていない人も多いだろうから、直接にも間接にも社会保険制度の恩恵を実感していない、できていないんだよね。だからこそ舌鋒鋭くなる。
高齢者の医療に使う金はもったいないというのは総論としてはそのとおりだなと思えるけど、各論ではとても難しい。誰かに言われて決めることでは本来はないんだよね。
では、あなたの親はどうする?30年40年後のあなた自身はどうする?ということを、具体的に考えることが、「現役世代」のこの問題への正しい向き合い方だと思うよ。
これからの医者は都会だけで開業するようになるだろうね 田舎に医者を招くほどの金もないだろうし医者のふるさとは名門中周辺であるからね
そもそも日本の医療費が多いというのが事実誤認やからなあという話 日本同様皆保険のヨーロッパは日本以上に公的負担あるし皆保険ないアメリカは私的負担が多すぎて医療費全体が世...
事実誤認ちんぽ
医療費が多いとかの印象論じゃなくて 具体的に際限のない老人治療の話をしてるんだよね。日本には、治療が可能な限りすべての治療を施し続け、お見取りをしていいの基準がない 胃...
際限なくやってるはずやのに医療費が言うほどかさんでないなら別にええやん
?????
ナースプラクティショナーの制度に医師会が強硬に反対してるのを考えると、世の開業医叩きも理解できるんだよね。 修士相当(医学士と同格)の臨床心理士の国家資格化を阻止して、...
まあわからんでもないけど しかしこういう「そもそも論」を医者叩きが活発化するまでスルーしてたのは医者のほうじゃん 専門家なのにさ 人口動態的にこうなるってのは20年前にはもう...