2023-02-05

コラボ自衛隊セクハラ

あらためて。コラボ騒動についての自分問題意識は以下の三点にまとめられる。

つまるところ、社会的弱者しわ寄せが行くということは、結局その社会全体がうまくまわってないことを意味する。

少なくとも行政機能不全の証左ではある。そして民間有志による補完的なアクションの不発の。

NPO等の団体レベルは、その一国のレジリエンスを表す指標であると言えるだろう。

さて一方で、自衛隊セクハラパワハラ問題だ。

新人女性自衛官という立場のものしわ寄せが行くということは、つまりどういうことか。

コラボに感じたのは「それで本当に若年困窮者が救えるのか」という危惧だった。

この場合危惧は「それで本当に国が守れるのか」というものだ。

もはや中国冒険主義を隠しもしないこのとき、我らが国軍(敢えてそう言う)がこんな状態でいいのか。

軍隊でチームワークは文字通り死活的に重要なはずだ。規律の徹底ぶりは精強さを表す指標である

その意味で五ノ井氏の法廷での戦いを断固支持する。改善きっかけになることを願って。隊員ではなくなった彼女は、国の守りの仕事継続であるのだと思う。敢えて言うなら「真の国士である

五ノ井氏に対して「野党の紐付きなんだろう」とか「まだやるのか」「そんなに金が欲しいか」といった礫を、というかうんこを投げる者らの頭蓋には何色のピーナツバターが詰まっているのだろうか。

私がいろいろな時事ネタ社会問題にふれて、結局多くの場合共通して思うのは「民主主義ちゃんとやろうや」ということだ。

額面通りに。少なくともそれに近づけようとして。「動機が正しければ良い」でも「結果オーライなら良い」でもなく、手続きとしての正しさということにシビアであろうとしようや。

その点においては本来右も左もなく協力できることが沢山あるはずなんだけどな。

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