2022-09-15

僕の毒親

僕には、何をしても褒めてこない上、全否定してくる、それはそれは素晴らしい親がいます

〜〜小学校の頃

今思い返すと、小学校の頃は一回も褒められたことなかった。

僕には少し歳が離れた兄貴がいる。

兄貴は国公立大附属中学受験し、合格していた。なので流れ的に僕も受験するよう言われた。

結果、国立大附属中学への入試に失敗し、公立中学校へ進学した。

〜〜中学生の頃

絵を描くのが好きだった。真面目に描くと、必ず賞を貰えたからだ。県内評論会かなんかでも何度か賞を貰ったことがあった。美術の才能があるんじゃないかなって思った。

けど、親は「そんなものはない」と一蹴。

続けて、「お前には〇〇高校っていう1番頭のいい高校に行った兄貴がいるんだから勉強で頑張っていけ」と言われた。

それで一応勉強を頑張った。

偏差値がたまに70行くくらいには勉強出来たのだけど、親は「偏差値は100が最大値だろ、たかだか70なんて、勉強してないだろ」と言われたのを今でも覚えてる。あいバカだったんだな。

結局、県内で最も頭の良い高校受験し、見事に失敗。

結果、滑り止めで受けた私立高校へ進学した。

〜〜高校生の頃

やっぱり絵を描くと、賞がもらえた。人と違う絵を描けた時が、1番達成感があった。画材にも手を出して、絵を描くことがすっかり好きになった。

高校2年の時に、親に「美術大学に進学したい」と伝えた。

親はめちゃくちゃキレた。

あろう事か2chの「美大に進もうと思ってるけど」的なスレを見せてきて、如何に美大に進学することが愚かなことかを示してきた。

そして「お前は勉強から逃げようとしている。」とまで言われる始末だった。

また説得すれば良いかなって楽観していた。

しかしその次の日、親は部屋に上がり込んできて、僕の手で画材を捨てさせた。

これから勉強一本に集中しろと言われた。

決め手には「お前の兄貴は、東京大学に受かったんだ。お前に勉強が出来ないはずがない」と言われた。「東京大学に行ってから絵を描けば良い」とまで言われた。

唯一、周りから褒められていたものを手放して、受からなきゃ褒められないもの強要されたのは正直しんどかった。

僕は文系科目(特に現代文)が苦手だったので、東大ではなく東工大受験一浪したけど結構からず。

結果、他の国公立に後期で進学した。

受かったって報告した時は、流石に「おめでとう」と連絡が来た。

ちなみに、現代文ができない理由を「お前は人の意見とか気持ちを汲み取れないアホだからだなw」と言われたこともある。

入学書類を書いて、チェックをしている時に書き忘れた書類があったことがわかった。

それを見つけた親はめちゃくちゃキレた。

「そんな杜撰から東大にも東工大にも受からねえんだ、クソバカが」

って言われた。

報われないなぁって思いながら、未記入の書類を準備していた。

〜〜就職活動

曲がりなりにも国公立理系なので、就職活動自体は苦じゃなかった。親さえいなければね。

親は日本会社制度が如何にクソであるかを力説した上で、外資系企業やGAFAMに就職するよう勧めてきた。自分保険会社下請け営業なのにな。失せろよ。

某超大手電機メーカーから逆求人が来た時には「そこは潰れるからやめろ。お前やっぱバカから、そういうクソみたいな会社からしかオファー来ないんだな」と言われた。

結局、親元から離れたかったので、僕は関西電気メーカー就職した。

少し田舎の方だけれども、悠々自適暮らしている。趣味咎める人がいなければ、やめるよう強要する人もいない生活は快い。

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