2022-01-10

井の中の蛙大海を知り井の中に戻る。

中々長い同人人生の中で、貴重な体験をさせていただいたので、記念に「増田」というものを一緒に体験しようと思い、この話を書くことにしました。


もちろん例のごとくフェイクを混ぜています

暇つぶしに読んでいただければ幸いです。



私は所謂マイナーカプ」で活動をしていました。もちろんあえてマイナーを選んだのではなく、ハマったカプがいつもマイナーでした。

そのカプでのサークル参加はもちろん私だけ。ウエブで活動してる方はいましたが、出ている同人誌の9割は自分でした。

ありがたいことに、自分作品をそこそこ読んでくださる方がいらっしゃったので、マイナーなりにも承認欲求はまぁまぁ満たされている状態でした。



ただ、メジャーカプの、アンソロジープチオンリーには、やはり憧れるものがありました。

同カプでお祭りできるのとても楽しそう。同志でアフターもとても楽しそう。

いつもボッチ参加でボッチで帰るタイプだったので、キラキラした世界でした。

いつか自カプがメジャージャンルにならないかなー、なんて何年も思っていました。



そんな私の同人人生に転機が訪れました。

自分メジャーカプにハマったのです。

もちろんメジャージャンル基準当社比ですが、イメージとしては今までの100倍以上の規模でした。

既にでたくさんの人がpixiv作品を上げていましたし、ツイッターでも作品が溢れていました。同人誌もたくさん発行されていました。

初めは戸惑いましたが、自分の作った作品が、今までのマイナーカプの比べ物にならないほど反応がありました。絶対数が多いので当たり前の話なのですが、とても嬉しかったのを覚えています

ありがたいことに、そのメジャーカプのアンソロジープチオンリーにも参加させていただき、とても楽しくて奇跡的な体験ができたと思いました。



しかし、私はそのメジャーカプにハマって、とても心が疲れてしまいました。

原因としては大きく2つ。


1つ目は、「同カプ界隈全員が自分作品を見てくれるわけではない」ということ。

マイナーカプの時は、マイナーであることである意味自分が神でした。サークル参加自分だけ、左右のサークルは別カプサークルサークル前を素通りされても気にならないし、絶対数が少ないので反応の少なさも仕方ないと思っていました。

しかし、メジャーカプにハマったことで、そのことが目についてしまったのです。

隣のサークル新刊を買うのに自分サークルの前は素通り。

あの人の新作には感想が来るのに、自分の新作には感想が来ない。

マイナーカプの時は、自分のために本を書いていると思っていたのに、どれだけそれを言い聞かせても、嫌でも比べてしまいました。


2つ目は、人間関係の複雑さに辟易してしまいましたこと

界隈の人間が多ければ多いほど、当たり前なのですが、いろんな人間がいます

ハマったメジャーカプの界隈では派閥のようなグループができていました。

仲良かったと思っていたのに、AさんとBさんがいつの間にかブロックし合ってたということもありました。

Cさんの事が気に入らないから、Cさんとつるんでいる私のことも気に入らない、とDさんにブロ解もされたこともありました。

他にも色々あるのですけれど、ピンポイントなので避けます人間ってめんどくせぇなぁ!!!!!!


なんかすごい疲れました。



これを書き起こしてる段階で、人が多ければ当たり前のことだなぁ…と思っていますけれど、井の中の蛙大海体験して覚えた感想です。



もちろんたくさんの自カプの作品に触れられたのはとても楽しかったですし、勉強になりました。いろんな性癖があるな!!!うん!!!



そして今、蛙こと私は井の中に戻る、ということを選択しました。

もちろん無理やりというわけではなく、たまたま次に書きたい熱がメラメ燃えているのが、井の中だっただけなのですが。

今のところまだそのカプのサークル参加は私だけです。

広い大海ときより、のびのびできる〜!!と負け惜しみみたいな感じになっているのも事実です。



ただ、「これがメジャーカプの苦しみ…」という貴重な体験ができたのは、とても良かったと思います



さーて、井の中温かいな〜〜泳ぐぞ〜〜!!

  • 要約 マイナーカプで活動していた筆者が、メジャーカプにハマった理由を語った。サークル参加は自分だけで、サークル参加も自分だけだったという。サークル参加も自分だけ、左右...

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