世界のナベアツの「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになります」のネタがとんでもなく計算されつくしているので、今さらだが特筆すべき点をまとめてみた。
増田の個人的な分析なので、本人の解説とかあったら教えてください。
小学生でも理解できるネタ振りにより、視聴者全員に共通理解を一瞬で作ることができる
また、そのネタ振りでどう面白くなるんだ?という疑問も生まれ、興味を持たせてスタートできる
1~10:マジメ、マジメ、アホ、というリズムで進んでいく、ということ自体の馬鹿馬鹿しさで笑える。また、このリズムを10秒間で覚えてしまう
11~20:13で初めて3がつく数字が出てきて、初めてリズムが崩れることで意表を突かれ、笑える
21~39:23でもリズムが崩れるが、さすがに30秒間ずっと同じネタなので、ちょっと飽きてくる
30~35:ネタのピーク。「あ、そうか!」という理解での快感とずっとアホを繰り返すことでの視覚的聴覚的インパクトで笑える
36~39:アホだけが10秒続いてしまうので、さすがに飽きてしまう。また、見ている側も「これ、どうするんだ?」と思って不安になる
40:今までで一番のマジメで決める。驚きから更なる笑いに変換できる。そして、「オモロー!」で終わり
カウントのリズムを意識すれば、1分ネタとしてビタで納めることができる。営業として最強
最初のネタ説明だけアナウンスとかにしてもらえば、数字さえ覚えればどの国でも行ける
少なくとも英語で1~40くらい数えられるやろ
という感じで、ここまで完璧に構成されたネタは見たことが無い。
ちょっと話がそれるけど、ポアロのラジオにあった「テクニカルアホになります」は上記のメリットを全て台無しにした上で最高に面白かった。