下の子が生まれた時は支社初の男性育休を取り上の子の面倒を見てくれた。
産後の入院中もイヤイヤ期の上の子をワンオペ育児で奮闘してくれた。
うんちの取り換えもするし、休日は家族で公園やらお出掛けをしてくれる。
ご飯も作ってくれるし、何も言わなくても皿を洗ってくれる。
会社が終われば電車に飛び乗り、急いで帰って子供達のお風呂にいれてくれる。
おまけに私は上の子の妊娠の時に切迫流産になってから専業主婦で、ここ3年間全く働いていない。
夫本人もよく、こんなに家族に尽くしてる男はいないだとか、育児も家事もかなり負担していると言っている。
昨日オリラジあっちゃんのいい夫を止めたという記事を見て、このモヤモヤはなんなのかわかった気がした。
0歳児がウンチが出て泣いているとしよう。
私は、気持ち悪いんだろうな、お尻が痒くなっちゃったのかな、と考えてオムツを替える。
決定的な差があることがお分かりいただけるだろうか。
極端に言えば、私は、子どもを公園に連れて行くのも、オムツを替えて風呂に入れること、家族にご飯を作るのも、皿を洗うのも全ては子どものためだった。
一方夫は全てではないにしろ、多くは私のために私を休ませようとして行動していた。
0歳児はオムツを替えてくれるお母さんに、オムツを替えてくれてありがとうだなんて言わない。
子育ては基本的に感謝されないし見返りはないと言っていい。無償の愛。
子どものためにしていることは感謝も見返りもなくて当然だと思ってた。
感謝もされたいと思うのは当然だ。
妻から感謝の言葉なく、育児家事をやって当然といった態度を取られるといい気はしないだろう。
夫が子どものためにしていることに対して、なぜ私がお礼を言わなきゃいけないんだ?
夫は私を休ませようと子どもを公園に連れて行ってるのに、私は夫は子供が外に行きたがってるから行ってると思ってた。
そこで昨日のオリラジのあっちゃんが、いい夫を止めるといった記事である。
うちと状況が似てると思った。
私の想像だけど、あっちゃんは奥さんのことが大好きなんだろう。
仕事を制限して趣味の自転車もやめてまで、育児で疲れ切った奥さんを助けたかったのだろう。
でも奥さんはそれを、あっちゃんが子どものためにしていることと思った。
そしてすれ違っていく。
お互いイライラが募っていく。
あっちゃんは、イクメンでもなくいい夫でもなく、ただの愛妻家だったのではないかな。
切ないね。
そういえば、あっちゃん。
今日も女は夫叩き