2017-06-27

アイドル応援するおじさん

タイトルの人は父です。実家で一緒に暮らしています。会話は基本挨拶のみ。

父は、この間総選挙のあったグループのある方を応援しています。詳しく知ってしまうのは色々と怖いのであんまり見ないようにしてるけど、普段からイベントも行っているようだし、総選挙投票券にもかなりぶっ込んでるように見えました(収入がどのくらいあるのか知らないので本人的にどの程度頑張ったかは知りませんが)。

普段会話は無いのに、LINEで締め切り前日に投票を頼まれました。第一印象は「何だこいつ気持ち悪い」と思ってしまいました。

でも暫くするとそんなに必死なのか、普段会話しない娘にも頼まなくちゃいけないくらい、そんな切羽詰まってんのか。まじか。私もオタクから推し必死になるのは分かる。私があなた立場だったら頼まないけど。

そう思いながら会員登録し1票入れ、メンバーメルマガ登録もするともう1票入れられるらしいけど締め切りまで3時間切り、短い昼休憩が終わろうとしていたのでそっちはまあいいか、1票投票したんだありがたいと思え、と諦めました。

結果は圏外でした。

色々なことが思い浮かびました。このアイドルは父のことどう思うんだろう。離婚の直接の原因ではないけど後に母から気持ち悪いと言われていた父を、娘に投票をお願いし気持ち悪いと思われていた父を、このアイドルはどう思うんだろう。知らねーよ、って思うだろうよ。

このアイドル出会わなかったら、離婚後の父の楽しみは何になっていたんだろう。他に色々な趣味がある人だし、このアイドル出会っちゃったから今こんなアイドルオタクになってるんだろうな。

ある意味純粋過ぎる人なのかな。離婚前に母に水着ポスター貼ってもいいか聞いていたみたいだし。話聞いた時気持ち悪いと思ったけど、もしかしたら服を着たポスター無かったのかもしれない。水着に対してなんとも思ってなかったのかもしれない。裸婦の絵画見ても興奮しないのと同じ。

他の趣味だったらなんとも思わなかったのに、対象若い女の子だと周りは引く。可哀想だな。私のお父さん、可哀想高校まではただの恐怖の存在だったのに、今は周りの人が離れていってアイドルに会ってアイドル映像をずっと見てる父。

これ読んだ人からどう思われるんだろう。気持ち悪いって思われたら悲しいな。父の独裁国家の中で育った私は、父が嫌いだけど、批判されたら悲しいです。

性別と歳と推し次元が違うだけで自分もやってる事ほぼ一緒だもん。そりゃあ自分気持ち悪いと思われたら悲しいもんね。独り立ちできないわたし可哀想大人

まとまらない文章終わり。

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