2017-03-31

善が悪玉扱いされ、ゴミでカネが稼げる話

3月だからというのは関係ないが、本当のことを話すと狩られるのがジャップクオリティなので、増田なのである

さて、栄養の塊なのにきょうびなかなか食われていないものに、豆腐というものがある。豆腐の味は大豆でほぼ決まるが、食感は凝固剤の種別、消泡剤(乳化剤、界面活性剤)の有無に左右される。近年は、人日を削るために、凝固剤を花王かどっかから買おうとしたり買ったりしているようだし(乳化剤を混ぜたにがりだと高温で固まるので早いため)、消泡剤を入れたり(待たないでも泡抜ける)、凝固剤を大量に入れて輸送中に固まるようにした相模屋とかが得意げな充填豆腐というエセ絹ごし豆腐もある。(ちなみに、ヨーグルトにしても同様で、輸送中に発酵させるものほとんどで、出荷前に真面目に発酵させたもののほうがプレミアムである。)

それで、にがり海水産の塩化マグネシウム)で固めたものが、元来普通であるのにもかかわらず、プレミアム価格である。ちなみに、人間が手寄せした豆腐人件費が掛かるのに売れないから、豆腐屋の多くは潰れた。

しかし、この「にがり」というやつも、どうせ棄てるゴミであった。つまり、製塩で出るゴミ

塩というのはそもそも、ミネラルのことだ。だが、海水から塩をつくったときに、塩化マグネシウムは食味が酷い。だから塩化マグネシウム殆どを採って棄てる。

から豆腐というのは、このゴミ活用して少しばかりは食べ、必要ミネラルを多少は摂れるようにした、アイデア商品である。この豆腐はなにせ、江戸時代なんて最近からのものではなく、古代からある。和人は、昔はいくばくかまともであったのだろう。

である。きょうびの日本人と称するファッキンジャップは、塩の摂り過ぎが健康を害すると妄信している。

しかし、塩というのは本当はミネラルのことである。ヒトは、ナトリウムカリウムマグネシウムカルシウムなどのミネラル(塩)が生きていくために必須だ。

しかし、霞ヶ関か誰か、おかみが、立釜と称するプラントで精製し乾燥させた工業製品の、いわば無水塩化ナトリウムを「食塩」と定義してしまった。そうしてながきに亘って、無水塩化ナトリウム食塩マジョリティとして君臨し続けた。「国産塩」はこの無水塩化ナトリウムでなければならぬ年月がずっと続いていたから、御存じのとおり、「伯方の塩」は輸入塩からつくられているし、(平釜でつくった普通の塩である)「沖縄の塩シママース」(青い海)でさえも今でも輸入塩が原料の大半を占める。和人が無水塩化ナトリウムを信奉するようになったのに対して、沖縄人は、味が変わるのをきらったのか、民族伝統からか、平釜焚きの塩にこだわりつづけた。そしてその沖縄人が「日本人」の平均寿命を押し上げている。(たぶん普段から「ヨネマース」でも摂っている。ヨネマースは「内地(笑)ではなかなか手に入らない。)

さて、未だに、塩化ナトリウムを「食塩」として、外食産業であれ、加工食品であれ、そして多くの「家庭」の料理でさえも、用いられているだろう。

身体を害して当然であるナトリウムばかり摂るから身体が壊れる。

同様のことが、例えばコレステロールバランスとかでもいえるだろう。善玉悪玉とかいうのがあるわけではなく、バランスおかしあんたらが悪いのである

みなさんは、「塩の摂り過ぎは身体に悪い」とデマにつられて洗脳されて妄信して、減塩だのなんだのといってみたりもするが、実際に減塩なんかしたらきっと、カリウムマグネシウム摂取不足になる。つまりどうすればいいかというと、単に、「毎日使うからシンプルがいい」をやめて、「沖縄の塩シママース」でも「石垣の塩」でも摂る。とにかく、無水塩化ナトリウムをやめればよいのである

日本自称するものは、どうせ棄てるものがむしろ価値もつような、顛倒した国家である。実に実に不可解で滑稽だ(笑)

塩化マグネシウムが高く市販されていたりするし、おから市販されている。同じように、どうせ棄てるものであった米ぬかが、いまどきは漬物が漬かる米ぬかのほうがレアで、高価で売られている。ちなみに、漬物用の塩は、「まいにちつか(略)では勿論いけない、うまく漬からない。

天かすがなぜか、市販されているのも不可解だ(笑)。どうせ棄てるものである。何故か江戸では天かすを入れると「きつね」とかいうらしいが、天かすはどうせ棄てるゴミなんで、それでカネを取るほうがおかしい。天かすというのは、具を天ぷらにしたときに出る、ゴミである

日本人というのは、フツーではないね

和人である私は、みなさんのことが恥ずかしくてしかたないのである

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん