2016-11-10

アニメ業界中国市場に身を委ねるべき

ピーエーワークスブログ記事の言うとおり、日本アニメ業界はそもそも構造的欠陥がある

だれも搾取して儲けまくってる人間がいるわけでなく、

ただ作り続けないと食えない人がいるから、たまにある大ヒットを頼りにして作品が作り続けられているのである

そんな業界を変えるには新たなビジネスモデルを見つけるしかない

そこで今最も最善手と考えられるのが中国資本に頼ることである

今期は4本も中国アニメがあると話題になったとおり、中国は今アニメソシャゲなどのコンテンツ産業に力を入れている

そこで取られるのが、金を出してプロデュースするのは中国会社だが、実制作日本制作会社スタッフという体制

今期放送されている「CHEATING CRAFT」「TO BE HERO」を制作する中国アニメ製作会社ハオライナーズは

絵梦という日本スタジオを作り、GONZOスタッフなどを入れて日本での作品制作を始めている

実際この絵梦の採用に応募した子から聞いた話だが、他の国内アニメ制作会社に比べアニメーター給与雇用体制は良かったという(あくま比較的という話ではあろうが)

中国は単純計算日本十倍市場があり、欧米と比べて日本オタク文化に親しみがある、というか殆ど同じような文脈を共有できている

最近中国人は本当に日本人と変わらないような絵を好み、描くようになっているし、艦これラブライブなども人気のようだ

また、未だに中国人的には「日本」というのはブランド力があり

日本人が関わっているということはマイナスにはならず、むしろセールスポイントとなりうる

まり、「今までの作品作りを継続しながら」「儲けるお金は増える」という願ったり叶ったり可能性が中国市場にはあるのだ

これから日本は先細りであることは間違いないし、これから先は限られた席を奪い合うだけである

ならば、海外とは言え、自分たち仕事に親しんでくれていて、未開拓市場があるアジアに目を向けるべきだ

これ以外にアニメ業界状態改善する手はないと思う

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