地方と東京の話が盛り上がってるみたいなので、東京のど真ん中で育つとどういう感性になるかというのを語ってみる。
・流行に憧れなくなる
人と比べて恥ずかしいとか、田舎者っぽいとか関係なくなるので、興味ない事にほぼ金を使わなくなる。
雑誌とかでやってる特集とかが、学校のヤンキーとかがやってる格好だったりするので、怖ってかキモって思ってた。
趣味は、余分な移動コストとかかけずに手に入れられるから、どんどんマニアックになる。
自分は当時重度のカードゲームオタクだったから、秋葉原、渋谷、池袋、新宿と1日で巡ってショップのハシゴとか毎週のようにしてた。
そしてそれは、オタク趣味だけじゃなく、ありとあらゆる趣味で似たようなことが言える気がする。
・マニアな人脈が育つ
とにかく日本中の変なやつが大体東京に集まってくるので、マニアスペースとかでできる友達は結構すごいことになる。
当時、一緒に遊んでた同級生は大学卒業後そのまま人脈活かしてそちらのメーカーに就職してたくらい。
・多重的コミュニティ
人付き合い下手でも、学校以外、家庭以外のコミュニティがゴロゴロあるから詰みにくい。
ネットのオフ会でもなんでも少し動けば、新しい場所が手に入る。
東京が変な人が生きやすいのは、気の合わない人と無理にいなくても許されるからだと思う。
いろんなバリエーションのファーストフード店がゴロゴロあるので、あんまり飽きない。
うまくやりくりすれば外食でも安く済ませられる。
生鮮は都内高いとか思うかもしれないけど、
中国産とか気にしなければハナマサとか安い八百屋とか安いものはいくらでもある。
1回、中規模の地方都市に転勤になったことがあったが、なんだか異常に東京に対抗意識を燃やす地方都市の人たちの話がものすごく嫌だった。
「住むなら東京よりここだろう」とか
「東京なんて人の生活する場所じゃない」みたいな事を本当にしつこく何度もされた。
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