そこで、ある保護者から、このクラスでトラブルが多くそれに伴って学習の進捗が遅いのではないかという質問があった。
担任の先生からは「いろいろな対策をしたけれど状況は悪くなっていくばかり。私の力不足もあると思う。塾に行っている子どもたちは授業内容がわかっているから、私の授業をきかない。私に反発している子どもたちも授業をきかないで好き勝手なことをしている。その結果、授業は教科書を読むだけになっているが、学習の進捗は遅いということはない」というお話があった。
さらに、補助の先生や校長先生、教頭先生がかなり頻繁にクラスに来てくれていること、その先生たちが来ている間だけは静かになることなどの報告があった。
また、子どもたちのせいで学級崩壊に陥っていると先生は感じているということ、先生は私たちの子どもたちのことがどうも好きではないようだということも伝わってきた。
私は、この場を通して保護者と先生が協力して、どうにかして前向きにこの問題に取り組んでいきましょうという話に落とし込んでいってほしいと願っていた。
でも、「今後どういう解決策を考えているんですか?」という質問に対して、解決策を一つも出すこともなくただ子どもたちの悪口を言い続ける担任の先生に対しては、この人には何をいってもダメなんだという諦めの気持ちしか持てなかった。
担任の先生は年配の女性の先生で、今年度他校から転校されてきた。転勤したばかりで高学年を担当するというのは非常に難しいことだともきく。小学生も高学年になれば自立心が芽生える。子どもの学習の理解レベルも、各家庭の事情もバラバラだ。クラスをまとめるということはかなり困難なことなんだろう。
この懇談会に出る前、私はかなり担任の先生に同情するような気持ちでいたんだ。
もう1月になって、このクラスはあと2ヶ月でクラス替えをする。もう今更何をしたところで変わらないのかもしれない。
それでも、子どもを人質に取られている保護者としては、先生に何かを期待するしかないと思う。
なんかなあ。正直なところ、先生が前向きに状況を変えようと取り組んでいるというだけでも保護者は少し安心するんじゃないかと思うんよなあ。
そういう人の気持ちがわからない先生だから、昨年度まではまとまっていた子どもたちをここまで荒れさせちゃうんだとは思うんだけど。子ども達もバカじゃないんだから、相手が時間をただやり過ごそうとしているのか真剣に向き合っているかはわかると思うんだ。
こういう人って芯のところでコミュニケーション能力が足りないんじゃないか。
こういう先生って、先生に向いてないんじゃないかと思うんだけど、でも、公務員だから本人がやめたいと言いださない限り先生で居続ける。
学級崩壊して、学習も遅れてて教育サービスがろくに提供できていない その現状は由々しきことかもしれないけども、教師は商売じゃないからね 税金もらってるんだから働けよ、と思...